使徒連中のお話を書くのが楽しくて、「よし、そんじゃ今度は肩の力抜いてほのぼのホームドラマ!」と書き始めたのが2018年春の話。書き始めたはいいけれど、Urbanからの撤退やら新サイト移行やらですっかり置き去りになって、とうとうこの時期になってしまったというオチがついたのでした。
 結果…ほのぼのホームドラマとは縁遠いお話になってしまいました。それ以前に…柳にそんなものホームドラマが書けるのか?という至極まっとうな疑問をキレイに見切り発車したツケがここに(笑)どっちかというとスラップスティックコメディ1?でしょうか。
 そーいえば「すべて世は~」のシリーズ自体、最初の最初は「学園らぶこめ」などという無謀なプロットをぶちあげておいて玉砕したことを完璧に棚上げしていたのでした。…今更ですな。


 今回カヲル君はもとより、サキとかタカミ君など今まで主役を食う勢いで動いていた面々にはひとまずお休みいただいて、いままで比較的地味だったメンバーをメインに持ってきてみました。第3新東京の片隅でひっそり(大嘘)暮らすネフィリム達、というのがコンセプトです。秘密基地(高階邸)にみんなで肩寄せ合って逼塞している必要もなくなったので、結構みんな好き勝手。手堅く資格職で働く奴、これ幸いと趣味に走りつつ悠々自適にしてる奴、いろいろですね。

当初1つの話がここまで長いお話になる予定はありませんでしたが、あれよあれよという間に話が膨らんで…いつものことか(笑)

 ちなみにこのページトップの画像は八重のサザンカです。花言葉は「愛嬌」とか。はい、滑っちゃってごめんなさい。ご愛嬌、ご愛嬌…(笑)

 今後も「Angel’s Nestへようこそ」、という大タイトルの下に、小咄をいくつか書いていこうという予定については一応変更なしです。スラップスティックホームドラマ(笑)のご意見ご感想、お待ちしております。

千柳亭春宵 拝

2019.2.22追記


 絶対零度の地アヴィオンデルセロアブソルート平!

 わかるヒトだけ笑ってください、というネタ。「血界戦線」ライブラの番頭ことスティーブンさんの技です。エスメラルダ式血凍道という牙狩り(ヴァンパイアハンター)の流派だそーで、他にもいろいろコワい技をお持ちですが外面は至って穏健なビジネスマンです。過去の戦傷でしょうか顔に結構目立つ傷があるので、柳はフルネームをすっかり「スティーブン=スカーフェイス」だと思い込んでいました。(正しくはスターフェイズ)

 「血界戦線」は柳としてはキャラと言うより世界観とかお話に惹かれてすっころんだ例です。あ、でもスティーブンさんも好きですよ。柳は某水と氷の魔術師サマ以降、凍結系能力キャラにはとことんヨワいので(笑)

 本編コミックもなかなか楽しいですが、「魔術士オーフェン」の秋田禎信さんがノベライズした番外編もお勧めです。ザップがメインの「オンリー・ア・ペイパームーン」、何と堕落王フェムトがメインの「グッド・アズ・グッド・マン」…いずれも読み応えがありました。堕落王…そーいや石田さんですね。あのわけわかんなさががっちりはまって素敵です。

  1. スラップスティック…叩く(スラップ)棒(スティック)の意。もともとはアメリカの道化芝居で相手をひっぱたくときに使われた、先がふたつに割れた棒のこと(音は大きいがあまり痛くなく、日本のハリセンようなものと考えて差し支えないそうな)。これが転じて舞台喜劇のドタバタ芸を指すようになり、さらに転じて、動きの多いコメディ映画をそう呼ぶようになった。