あるいは単なる親莫迦日誌2002~2003

 2002~2003年分をまとめましたので、索引を付けてみました。
 本当にただの親莫迦日誌ですが、こんないい加減具合でもちゃんと育ちます、という一証左として…新米ママにありがちな心配事のちょっとしたお慰み、ないしは暇潰しになれば幸い。(<いえ、パパが読んでくれたって一向に構いませんが)
 MUST BE(~ねばならない)では諸々巧くいかないもんですよ。

食事に関する諸々の事情

 離乳、というのは一日に必要なの栄養を乳以外から摂取できるようになることをいうそうで、乳を飲んでいるかどうかは一応別問題、ということになるらしい。してみればいちおう、みっちゃんは離乳はしているというべきなのだろうか。1

 さて、重湯・お粥をすっ飛ばして柔らかめのご飯から始まってしまったみっちゃんは、とにかく米の飯が大好きである。しかしそれでは炭水化物ばかりになってしまう。そこでイワ●ニ「ミルサー」の宣伝にノセられた柳は、自家製ふりかけに傾倒した。いりこ、ちりめんじゃこ、海苔、海老、胡麻etc.を適量(<いわゆる適当)混ぜ合わせて挽いただけのものであるが、お手軽なうえに作り置き(<水分が殆どないので、冷凍していてもすぐに使える)がきくので大変重宝だ。実際にはもっと野菜を食べさせなければならないのだが、そこのところは棚上げしてとりあえず野菜ジュースあたりで誤魔化しているのが現状である。(旦那は「人参をスライスしたやつをカリカリに炒めて、挽いてみたら」等と気楽に言うが、一体それを誰がいつやると思っているのだろう?)

 ま、物事すべて<must be>でやろうとすると往々にしてうまくいかないものであるし、完璧を期して食事をストレスにさせては本末転倒である・・・というふうに、さしあたっては現状を肯定してみる昨今である。 

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走るのこと

 靴の件で頭を痛めていたことについては前回すでに書いたが、これがフタを開けてみるとものの見事に杞憂であった。
 ベビーカーで散歩する間は(機嫌にもよるが)履かせてもすぐに毟り取ってしまっていた。しかしいざ歩くのが達者になってベビーカーを卒業すると、「外のお散歩には靴が必要」という概念が成立したらしい。散歩の頃合になると玄関の上がり框に腰掛け、「履かせて♪」といわんばかりに足をぶらぶらさせる始末。まこと、案ずるより生むが易し。
 それにしても、歩き始めると驚くほど早いものである。本人は歩けることが楽しいらしくどんどんスピードアップしたがるのだが、なにせ危なっかしい。ゆっくり歩けばそれなりに安定しそうなものだが、注意を惹いたものへはまっしぐら、よたよたしつつも走る走る。そして目的のものにたどり着いてしゃがみ込むと、重心が高いものだからうっかりでんぐり返りする次第である。
 感心したのは、自分で歩いていて転んだぶんには決して泣かないことだ。「べちっ!」とか「ごんっ!」とかかなり痛そうな音がしても、ケロッとして立ち上がってはまた歩き始めるのである。…どっちかというと、歩くのが楽しくてそんなところまで注意が回らないのかもしれないが、とりあえず「えらいねー、つよい子だねー」と褒めておく親莫迦全開の柳であった。

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スプーンを使うのこと

 師走のころから、みっちゃんは少しずつスプーンとフォークを持つようになった。…いや、握るだけなら半年ぐらい前から握っていたのだが、それを食事の道具として使用するようになったのである。
 クリスマスケーキを食べていた時のことである。握り締めているフォークに一口大にしたケーキを刺してやると、みっちゃんはしばらくじいっと見入っていた。そしてやおら大きく口を開けると、ゆっくり「あ~~~~~むっ♪」。(<擬態語ではない。本当にこう言っていた)思わずビデオを持ち出したくなるようなワンシーン(<親莫迦)に柳と旦那が拍手喝采したのは言うまでもない。

 現在のところ食事というより動作そのものが遂行できる(平たく言えば大人の真似ができる)ことに一種の喜びを見出しているらしく、口に持ってくるまでにほとんど中身が零れてしまおうがお構いなし、ごはんつぶが二つか三つくっついただけのスプーンを満面の笑みで頬張っている。…それでもって一回成功すると、よっぽど嬉しいのか「うきゃっ♪うきゃっ♪」と暫く喜んでいるのだ。シンプルを絵に描いて原色のクレヨンで彩色したような光景だが、仕事でくたびれて帰宅する柳にはまたとない活力剤である。
 また、両手にスプーンとフォークをひとつずつ持つのはいいのだが、どういう具合かお茶のマグを手にするときにも離そうとしない。スプーン(もしくはフォーク)を持ったままの手でマグのハンドルを握ろうとして、握りにくいと焦れるのだ。みっちゃんが、スプーンを置いてからマグを握ればいいと気づくのはいつの日だろう(笑)

030209

人違いのこと、もしくはみっちゃん偽パパ事件

 柳が早くから仕事に復帰し、昼間をばあちゃんズと過ごすみっちゃんは、接する人間の数が比較的多かった所為か人見知りをしない。2お客さんも大好きで、とことこ走り出たかと思うと初対面のお客さんに向かって抱っこを要求する。せんだっては出入りのガス屋のおじさんに抱っこどころか車に乗せろと要求し、「こんなのは初めて」と言われる始末である。愛想がよいのは美徳だが、これほど無警戒にホイホイついていくようでは(殊に物騒な昨今)危なっかしくてしょうがない。
 本来、人見知りも立派な発達段階である。なければないで心配なのだが、一応家族とそうでない人の区別はついているらしく、よく見ていると微妙に反応が違う。単に無制限に上手者であるわけではないらしいので、さしあたっては一安心。

 そんなある日、その珍事件は起きた。
 現在、うちでは合併浄化槽導入のために業者さんが出入りしている。その業者さんたちにもやはり愛想を振りまくみっちゃんだが、ある人物に対しては少々様子が違った。みっちゃんはその人物(Iさん)を見つけるなり、喜色満面でまっしぐらに駆け寄ると猛烈な勢いで抱っこを要求したのである。驚いたのはIさんで、戸惑いつつも抱き上げて暫く抱っこしてくださったのだが、仕事で来ている以上いつまでも遊んでいるわけには行かない。それじゃあねー、と降ろそうとするのだが、みっちゃんはIさんの腕にかぐしりついて(註:しがみついて、の意)離れない。あわてた祖母が(柳は当時不在)ようやく抱いて離したが、今度は泣き喚きその場にひっくりかえって地団駄を踏む始末。Iさんも祖母も弱り果て、結局その日Iさんはあまり仕事にならなかったらしい。
 いったい何が起きたのか?…真相としては、どうやらみっちゃんはそのIさんと旦那を完全に間違えていたらしいのだ。後日柳もお会いしたが、確かに服装・背格好は似ているし眼鏡もかけている。3…だがあくまでも言われてみりゃそうかなあ、というレベルだ。しかしみっちゃんはパパが帰ってきたと確信し、喜んで飛びついたもののどうも反応がにぶくてよそよそしい(<突然のことでめんくらっておられたのだから当たり前)ので焦れて大暴れしたという次第らしい。抱っこしてもらった時点で気づけよ、と思わなくもないのだが…(笑)
 ちなみに後日Iさんにお会いした時、旦那と並んでもらってみっちゃんに「どっちが本物~?」と訊いたが無反応であった。さすがにそこまでお間抜けではないらしい。しかしこの一件で、みっちゃんは人の顔の認知に関しては柳級のド近眼だということが暴露されたのであった。
 ※註)元来、一歳半の幼児は0.4から0.5ぐらいしか見えないらしい。それにしたって柳の裸眼視力よりよっぽどいいぞ(–;

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喋るのこと

 総じて男児は女児と比較して言葉が遅いというのが(うちのばあちゃんズを含む)先輩ママさんがたのご意見だが、みっちゃんも多分にもれないようである。声を出すだけならしろしい(方言:やかましいの意)程に叫ぶのだが、意味のあるコトバとなるとなかなか難しいらしい。時にそれらしいのを口にするのだが、どうにも親の欲目のような気もして微妙である。
 それでもいつぞや柳がサンマを食べていた時、やおら伸び上がって「タイタイ!」(※幼児語においては魚は何でもタイタイらしい。なんせ鯉のぼりに至るまでがタイタイである。謎・・・)と叫びつつ鷲掴みにしようとしたのには驚いた。「食べたい!」と叫んだようにも聞こえたが(–; いずれにしても食い気に関しては妙に聡いようで笑える。思えば「マンマ!」(<かあちゃんというよりご飯の意味)という言葉だけは異様に早かった。
 また最近になって、我々のちょっとした言葉・仕草を真似るようになってきた。特に笑えるのが散歩である。普通に歩くのとは明らかに違ってやたらと足を高く上げ、「オイッチニ、オイッチニ」と声を出しつつ歩くのだ。どうやら父方のおじいちゃんと散歩するとき、「いち、にっ!」と掛け声をかけてもらいつつ歩いたらしい。
 その他、旦那を呼びにいくとき「ぱぁ~ぱぁ~」(<えらく間延びしていたが、一応そう聞こえた)と声を出したり、少しずつではあるが単語らしいものは発しつつある。しかし2語文への道程はまだまだ遠い(笑)

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物まねのこと

 大人の仕草を真似る、という話は前項でも触れたが、特に道具を手にすると懸命にそれを使おうとするようになってきた。面白いのが携帯電話。大概バッグの中かホルダの上に置いたままの柳とは違って、旦那は四六時中携帯を手元においている。無論、この面白げなものはみっちゃんの格好の餌食なのだが、あけたり閉めたり舐めたり齧ったりのほかにも、やおら小首をかしげて耳に当てる。そこですかさず「もしもし~?」と声をかけると、暫く喜んでいるのである。一応電話というものを耳に当てて話をするものと認識しているらしい。惜しむらくは表裏・上下逆だったりするのは、まあご愛嬌というものだろう。同様に、櫛を手にすると一所懸命髪を撫でつけるのだが、これも惜しむらくは櫛の歯の反対側を頭に押し付けている。なんだかちょっとズレているのだが、努力は認めてしかるべきかと笑って眺めている次第である。
 ちなみに、前述のようにもしもしの真似だけでなく舐めたり齧ったりも盛大にやらかすため、旦那の携帯は水没寸前(<当然みっちゃんの涎)に陥った。それかと思えばボタンをめったやたらに押しまくり、90秒近くにわたって録音までやらかしていたため、たまりかねた旦那は本物そっくりの携帯のおもちゃを調達してきた。4いつまでもつか楽しみなところである。

030209

フッ素塗布してもらうのこと

 0301運動なるものがあるそうだ。8020運動(80歳までに20本の歯を残そう)なら聞き覚えがある、という方も多かろう。事実柳もそうだった。0301運動とは、3歳までの虫歯を1本以下に、という運動なのだそうだ。柳が生まれた頃は歯科衛生もへったくれもなく、歯磨きの習慣もそこそこにカルピスばかり飲み、小学校に上がるころには乳歯をぼろぼろにしたものだが、昨今は少子高齢化の余波かえらくご丁寧なことである。(しかしネットで検索をかけても引っかからなかった。よほどローカルな運動なのだろうか?)
 それはさておき。保健センターから件の0301運動の一環として、1歳6ヶ月児の歯科検診とフッ素塗布を行います、というご案内を頂いた。柳としてもみっちゃんの歯磨きが日頃いい加減なのには一抹の不安を覚えていたので、2ヶ月前から休みを確保して挑んだ次第である。
 しかし歯科検診はともかく、フッ素塗布には一抹どころかインク壷ごとひっくり返したぐらいの不安があった。何故かとは愚問である。・・・フッ素塗布というと小学生の頃、フッ素をしみこませたU字型のスポンジのようなものを、襲い来る不味さと戦いつつ数分間噛み締めた記憶はどなたにもあるだろう。小学生ともなればある程度我慢もきくが、1歳6ヶ月児の場合どうなるかは自明である。

 だが、実際にはそれよりもまだ高い山が控えていた。
 同じぐらいの月齢の子供たちが沢山いる、という状況にびっくりしつつも新鮮な感動を覚えたらしいみっちゃんは、力の限りはしゃぎまくったのである。待合の広場を所狭しと駆け回り、見ず知らずのお姉さんに懐くやら、他の子供に抱きつくやら、とにかくやりたい放題。挙句は男の子に体当たりをかまして泣かせてしまう始末である。当人まったく悪気はなく、おそらくいつも家族に抱きつく感覚なのだろうが、みっちゃんの体格がよすぎるので大抵の子供は負けてしまう。
 無論こかされた方はびっくりして泣き出すのだが、みっちゃんはみっちゃんでこいつは何を泣いてるんだ?というふうに泣き続ける子供を目を真ん丸にして見つめていたのが笑えた。…とはいえ他所様のご子息を転ばせた格好だから、暢気に笑ってもいられない。柳は平身低頭しつつみっちゃんを担いでその場を離れた。そんな具合で何をやらかすやら分からないため、一瞬たりとも気が抜けない。フッ素塗布より前に待合時間だけでエネルギーを使い果たしそうであった。

 結局、問題のフッ素塗布は動物のエプロンをかけた優しそうな歯科衛生士さんが歯磨きの要領で膝に抱いて薬剤を擦り込むというシンプルかつリーズナブルなものであった。まこと、案ずるより生むが易し。

030407

コップ飲みに挑戦のこと

 スプーンやフォークをそれなりに使いこなしてきたみっちゃんの次なる課題は、コップである。
 課題というよりは、みっちゃん本人がやりたくてたまらないと言ったほうが正しいであろう。世話をする方からすれば、ストローつきマグでちゃんと飲めれば強いてコップに執着する理由はない。しかし、みっちゃんは大人の使うものは何だって使ってみたいのである。お箸や大人用のスプーン、そしてコップ。みっちゃん用のストローつきマグが目の前に置いてあろうが、みっちゃんはそれを完全に無視して柳の前のコップを奪いに来る。食卓の上を洪水にされてはかなわないので急いでコップの中身(お茶)を飲み干すと、からっぽのコップを傾けて喜んでいる。
 みっちゃんがまったくコップのみができないのかというと、そういうわけでもない。こっちでコップを持ってやると適当に上手に飲むのだが、どうかすると中身を食卓にぶちまけて水遊び(<現在、みっちゃんの一番のお気に入り)を始めてしまうのだ。
 ストローつきマグならひっくり返されても水滴が落ちるぐらいで済むが、コップをひっくり返された日には被害甚大である。かくて、いまだみっちゃんにコップを渡せずにいる柳であった。さて、どうしたものやら。

030428

コップ飲み克服のこと

 前回みっちゃんがなかなかストローマグを卒業できない話を書いたが、5月の終わりごろからどういうはずみかえらく上手にコップ飲みをするようになった。取っ手をはっしと掴み、反対側の手でコップを支えて、お茶といわず牛乳といわず「ごきゅ、ごきゅ、ごきゅ」とばかり素晴らしい飲みっぷり。ひょっとするとそのつもりなら何時でもできたのかと疑りたくなるくらいである。・・・しかし間で飽きるとマグカップをフィンガーボール(※洋食の際に供される手指をきれいにするための水が入った器。柳も実物にお目にかかったことはない)にしてしまうのでこれまた注意が必要なのだ。更に夏に入ってから氷を要求するようになり、仕方なくコップに入れてやると喜び勇んで金魚すくいならぬ氷すくいをはじめる始末。どの道みっちゃんのテーブルは水浸しになる運命にあったのである。
 この場合、みっちゃんのテーブル=うちの食卓なので、タオルは必須である。何せ景気よく水を散らしてくれるので、台拭き程度では追いつかない。凄絶な食事風景もあったものだが、こればかりは仕方ない。みっちゃんがごく当たり前のテーブルマナーを身に着けるまで、根気よくお相手仕るしかあるまい・・・。

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ハウステンボスへ行くのこと

 休暇も取れたし、旅行でも行く?と思いついたのがお盆近くなってからの話。いまさら宿もあるまいと思いながら検索をかけてみると、意外に取れた。盆時期の週末に、まさかと思ったが取れたものなら行かねば損である。かくて、親子三人ハウステンボスへ旅立った次第である。

 みっちゃんはドライブに関してチャイルドシートを決して嫌がらない良い子である。・・・が、さすがに長崎までの長距離ドライブはきつかったらしい。長崎自動車道に入ってじら・ぐじモードに突入し(<大人でもいい加減に腰が痛くなる距離なのだから仕方ない)、サービスエリアに車を止め、お乳タイムをとってご機嫌をとることに相成った。

 初日はホテル直行だったのだが、ホテルのかしこまったレストランでみっちゃんが我慢できるとも思えない。(<しかも一寸くたびれてぐじモード)結局サービスエリアで買った食糧でもって、ホテルの室内で夕食を済ませた。この上体力の消耗も避けたかったという事情もある。何ゆえかは前項参照。

 柳が宿を取ったのはハウステンボスのオフィシャルホテルの一つ、ホテル日航ハウステンボスである。場外ホテルながらハウステンボスへの専用ゲートを持ち、しかも場内ホテルほどお高価くないのが実によろしい。しかも子連れ旅行の場合、みっちゃんがおねむになってもこの専用ゲートを通ってはホテルの部屋へ戻り、お昼寝に突入できるのが最大のメリットである。今回はこの専用ゲートを最大限に活用させてもらった。

 惜しむらくは雨模様で、みっちゃんの晴男パワーもこの夏の異常気象には勝てなかったらしい。しかし何より柳の誤算は、ハウステンボスというところは博物館系の場所が多いので、散歩は楽しいが「触っちゃいけないモノ」があちこちにあったということにある。何でも触ってみたい、隙あらば口に入れてみたいお年頃のみっちゃんには多少窮屈であったかもしれない。だからその分、パレスの庭園では心ゆくまで遊んでもらった。・・・・池の中に飛び込むことを除いては。(池をみるなり何をもじもじし始めたかと思えば、懸命に靴を脱ごうとしているのである。靴ごと飛び込まないのは立派だが、だからといって水遊びを始められてはかなわない)

 食事は概ね露店その他で買い込んだテイクアウト系のものをホテルの部屋でゆっくり、というパターンであったが、さすがにそればかりでも辛いので、昼食はパスタのお店へ入った。昨今のみっちゃんは麺類であれば比較的上手に食べられるという事実があったためである。しかし!上手に食べられるということと、おとなしく食べられるということはまた別問題なのであった。何がおきたのかはご想像にお任せするが、ウエイトレスのお姉ちゃんたちに笑いを振りまいたとだけ言っておこう。結論としては、みっちゃんにレストランは5年ばかり早かった。

 まあ、いろいろあったが、みっちゃんが木靴をカタカタ言わせながら走り回ったり、カナルクルーザーからの景色を真剣に眺めているのを見たら、やっぱり連れてきてよかったと思う。覚えているかどうかは微妙な線ではあるが。

 帰途に着く朝の食事は、ホテルで取った。バイキング形式なら待ちもないし、みっちゃんも我慢できるだろうと踏んだのである。結果的に読みどおりではあったが、せっかくホテル側が出してくれた子供用のミッフィーちゃんスプーン&フォークを押しやって柳のスプーンを略奪してくれた。・・・まったく、朝っぱらからパワフルである。

 帰りは同じ道だったが、疲れの所為か長崎自動車道に乗ってまもなく爆沈し、行程の半分以上を寝倒してくれた。お陰で静かであったが、昼食のため降りたドライブインでいきなりお乳を要求。授乳室などという気の利いたもののない場所であったので、席の衝立の陰でカーディガンをみっちゃんの頭に被せて飲ませた。まあ、客があまりいなかったのも幸いしたが。次回から、お出かけの際にはクリップとスカーフが必需品だと思った柳である。

 子連れ旅行は大変である。でも、それなりに楽しい。・・・まあ、他所様に多少の迷惑はかけているかもしれないが(^^; 以上、みっちゃんハウステンボス行きの顛末である。

030904

喋るのこと・2歳編

 この秋にみっちゃんの弟か妹をこさえ損ねて暫く凹んでいた柳であるが、みっちゃんの語彙が少しずつ増えてきて何となく慰められている昨今である。
 なんといっても驚いたのが先日柳が仕事から帰ると例によってパタパタと走り出ながら「おかーりー」(<どうやら「おかえり」の意味らしい)と言ってくれたことであろう。誰か帰ってくるたびにそう言って出迎えたらしい。自分でも喋れることが嬉しいのだろう。
 また、TVで魚釣りの画面が出ると「タイタイ」と言ったり、子供が寝転ぶと「ネンネ」といったり、どうやら言葉と概念が結びついてきたらしい。夏頃からしきりと物を指差しては名前を尋ねていた蓄積が表出してきたというところだろうか。

 「みつきくん!」と呼ぶと、「はい!(<あい、とも聞こえるが(^^;)」と返事するようになったのもつい最近のことである。旦那によれば「ぐじ太郎くん!」と呼んでも返事するらしいが、あまりアイデンティティに歪みを生じさせるような実験はして欲しくないものである。

031119

  1. 当時、実際には夕方お迎え時の一服はお約束。忘れてるかな、と思ったらちゃんと飲みに来てました。ぶっちゃけ、「ただいま」「おかえり」的スキンシップというほうが妥当なのでは…。
  2. 後日、これがどっちかというとナチュラルであったということが判明。
  3. まさかそれを気にした訳ではあるまいが、Iさんはその後コンタクトになさったそうな
  4. 後で判ったのですが、いわゆるモックという店頭用の見本だったようです。相変わらず旦那の人脈って謎。