アナリティクスの落とし穴

WordPressで小説サイト
Tokyo-3 in winter

 サイト構築時からつけているアクセスカウンターがあまりにもおおらかで、賑やかし以上の意味がないような…というお話は以前にもしたような気がします。正直、柳としては「書きたい文章を書いて体裁整えてuploadする」…というあたりで既にいっぱいで、当サイトに関してやれSEOのマーケティングのというあたりまで手が回っているわけではありません。ある意味本当に賑やかしなのです。(<こらこら…)アクセスがあったらとりあえず「ご来訪ありがとうございますぅぅぅ」と日夜伏し拝んではおりますが。

 そんなこんなで一応おおらか過ぎるアクセスカウンターの代わりになるものを探してはいたのです。それで今勉強中なのが「 Google Analyticsグーグル アナリティクス」。

Google Analytics(以下「アナリティクス」)は、Googleが無料で提供するWebページのアクセス解析サービスです。本来はサイト訪問者の動向を把握することで、訪問者の嗜好を解析、サイト内の人気ページや不人気ページ、問題のあるページを知り、サイトを改善することで訪問者の満足を高め、訪問者数を伸ばすのが目的で、柳のように「ありがとうございますぅぅぅ」と伏し拝むだけでは全く意味がないのです。…まあ、そこはそれ勉強中ですので。

平たく言えば「アナリティクス」のアカウントを取得することでもらえる「トラッキングID」「トラッキングコード」(グローバルサイトタグ、というタイトルで表示されます)のうち、「トラッキングコード」を自分のページ(最上部)に貼り付けることで、そこが誰かによって読み込まれる度に「アナリティクス」に情報が飛び、その内容は権限者が「アナリティクス」のページで確認できるというものです。 いやはや、凄いような怖ろしいような。

 ここで大切なのは、「解析を行う全てのWebページに貼り付けなければならない」ということなのです。正直、普通にHTMLで書いてたらとてもじゃありませんがコトになりません。柳なんぞ今のうちのコンテンツ数を見るだけで眩暈に襲われます。…ではどうするか。

 そこはWordPressなら、テーマヘッダー(header.php)に貼り付ければ良いのです。WordPressのページはパーツを読み込むコトで構成されますから、その最初のパーツであるテーマヘッダーに書き込んでおけば全てページのアタマに読み込まれるという寸法。いや、考えた人は偉いと思います。ちなみにこの作業はダッシュボードの「テーマの編集」から行います。

 ここで勘のよい方はお気づきと思いますが…落とし穴が。

 テーマファイルはテーマが更新されれば書き換えられてしまいます。つまり、頻繁にアップデートのかかるテーマを使用していると、アップデートがかかったときにトラッキングコードも消えてしまうということなのです。これを回避するために子テーマという概念があって、テーマを弄るときには子テーマを作ってそっちで加工をするというのが定石なのですが…それに気づかず「どぉしよぉっ!アクセスが全くなくなったぁぁぁ」と騒いだのが…

 誰とは言いませんがウチの間借人でありましたとさ(笑)

 アナリティクスの落とし穴と言うより、WordPress(テーマ)の落とし穴というべきなんでしょうね。

コメント