スプーンやフォークをそれなりに使いこなしてきたみっちゃんの次なる課題は、コップである。
課題というよりは、みっちゃん本人がやりたくてたまらないと言ったほうが正しいであろう。世話をする方からすれば、ストローつきマグでちゃんと飲めれば強いてコップに執着する理由はない。しかし、みっちゃんは大人の使うものは何だって使ってみたいのである。お箸や大人用のスプーン、そしてコップ。みっちゃん用のストローつきマグが目の前に置いてあろうが、みっちゃんはそれを完全に無視して柳の前のコップを奪いに来る。食卓の上を洪水にされてはかなわないので急いでコップの中身(お茶)を飲み干すと、からっぽのコップを傾けて喜んでいる。
みっちゃんがまったくコップのみができないのかというと、そういうわけでもない。こっちでコップを持ってやると適当に上手に飲むのだが、どうかすると中身を食卓にぶちまけて水遊び(<現在、みっちゃんの一番のお気に入り)を始めてしまうのだ。
ストローつきマグならひっくり返されても水滴が落ちるぐらいで済むが、コップをひっくり返された日には被害甚大である。かくて、いまだみっちゃんにコップを渡せずにいる柳であった。さて、どうしたものやら。
030428