概ね男の子は女の子に比べて言葉が遅めであるという話はあながち俗信というわけでもないらしい。みっちゃんとて例外ではなく、よく喋るわりには鸚鵡さん(<問いかけに答えられず、そのままを繰り返す)なことが多かったのだが、昨今急速におしゃべりが増えた。特に多いのが「○○、何してますか?」という問いである。日常の家事や生活のなかで、まあ見れば分かるようなことでも「何してますか?」とご下問がある。しかもリピート機能付き(爆)。
答えるのにもくたびれる時があるが、みっちゃんにしてみれば言語習得のステップなのである。なるべくなら答えてやるのだが、それでもストップをかけたいときは「みっちゃん、何してますか?」と訊いてやるのである。嬉しそうに「○○してます!」と答えて、しばらくは質問攻めから解放してくれる。
そんな中で、みっちゃんが異常に興味を示しているものがある。数字だ。
とりあえず3ケタまでの数字は一応読めるらしい(<時々左右逆になっているが)。数の概念とちゃんと結びついているかというと、必ずしもそうではないらしいのだが、店に行けば値札を片っ端から読み上げるし、行儀よく並んでいるものはとりあえず数えたくなるらしい。時計もデジタルはもとより、アナログ時計の見方もある程度理解している様子である(<おやつの3時は特によくわかる)おまけにカレンダーを手に入れるとびりびりになるまで捲って読み上げる始末。そのうち簡単な足し算引き算くらいはやってのけそうな雰囲気だが、柳はいわゆる英才教育というやつに興味がないので、あくまでもゲームの域で2つのサイコロの目の合計を訊いてみたりしている(<なにせ嬉々として目の数を数えるので・・・)1。
041220