魅惑の空間

 某日、のんが言うことには

「のんちゃん、『かぐやひめ』って、読んだことないよ?」

 学校の図書館にはないのかと訊けば、「せんせいにきいたけど、ないって言われた」とのこと。
 これはしたり!昨今の小学校には竹取物語も置いてないのか?と学校に詰め寄っても詮方ない。
 あるいは竹取物語は置いてあるけど1年生に読めるレベルの「かぐやひめ」はないのかもしれないと思い直した柳。買い求めるのは容易いが、どのみちすぐ飽きてしまうだろうと踏んで、市立図書館へ足をのばすことにしました。

 小中高大と学内図書館のジバニャンだった柳ですが、自分でも意外なことに生まれてこのかた市立図書館へは行ったことがなかったのでした。
 昨今はネットで蔵書検索もできる便利なご時世。一応、所在を確かめたうえでのんのんを引き連れて行ってきました。

 さすが市立図書館、「かぐやひめ」だけでゆうに10冊近くあり、読ませるに不自由はなかったです。
 …が、やはりというか柳、久しぶりの魅惑の空間に思わずうっとり…(^^;;;
 柳が小学生の時に読んだ古典文学全集と同じものが、かなり時代がついていましたがばっちり揃っていたのに思わず感動しました。うーんやはりスタンダードなのですなぁ。
 のんの本を選んだあとで、誘惑に勝てずに「ちょっとよそ見てくるねー」と館内をふらふら。あげく、時間がないない言ってるくせについうっかり2冊ばかり借りることに。病膏肓に入るとはこのことですが、つける薬がないのは百も承知。

 のんはそこそこ本を読むようなので1、のんを連れてちょくちょく行ってみてもよいなぁと思ったのでした。

2015/1/25

サファリパーク&秋芳洞ツアー顛末

 秋吉台サファリパーク&秋芳洞へ行って来ました。
 ク●タの展示会が今年はサファリの駐車場にテント張って開催とゆーので、ついでにチビチビズをサファリへでも連れてってやるかという話になったのですが、誰の行いが悪かったものやら生憎の雨。仕方ないので「サファリゾーン&キッズサファリで一日遊び倒すぞツアー」から、急遽上記タイトルに変更となったのでした。

 みつ兄が学校で秋吉台について習ったとやらで、秋芳洞にえらく興味を持ったということもあり、サファリは車でさらっと回って昼からは秋芳洞へ。とはいえ、今までサファリはバスでしか来たことがなかったので、プレマシーの車窓から見るサファリの風景は結構新鮮でした。第一動物が近い!雨のせいか意外とお客さんも少なかったので、ゆっくり回ることができました。
 トラが思いのほか近くで寝そべっていて、旦那が一眼レフを構えると「くるしゅうない、撮らせてつかわす」とばかりに昂然と顔を上げてくれたり、ダチョウが至近距離でガンつけてきたり、なかなか楽しめました。チビチビズがはしゃぎまくったのは言うまでもありません。

 サファリのレストランで昼食を済ませてから、カルスト台地を回って秋芳洞へ。
 秋吉台の景観も久しぶりでしたが、秋芳洞なんぞ柳としては小学校の修学旅行以来です。ニュースで聞いてはいましたが、かなりキレイに整備されているのには驚きました。柳が二昔ばかり前に行ったとき、エレベーターはとりあえずなかったような気がするぞ、うん。
 途中からエレベーターで地上へ出ることもでき、ついでに遊歩道をあるいて博物館へも回りました。
 よく歩いたお陰で、チビチビズは帰りの車の中ではほぼ寝倒しでしたね。

 雨が上がって晴れ間が出たのが、家に帰り着いた頃でした。ははは。
 何はともあれ、連れて行ってよかったと思います。強行軍に同道いただいた上、軍資金の援助をしてくださった我が母上様に心より感謝。

 クボ●の展示会?・・・柳は、ひたすら子守ですよ(^^;

2012/3/18

「サファリパーク&秋芳洞ツアー顛末」について、一部訂正です。
秋芳洞のエレベータのことですが、柳が知らなんだだけでエレベータ自体は戦後わりとすぐ(1950年代)に出来ていたようです。柳が前に行ったときは集団行動だった(<修学旅行なんだから当たり前)ので、エレベータはあっても使えなかったためか記憶から削除されていたようです。(十人単位の人間をエレベータで運搬するのは非常に非効率なので、おそらく黒谷支洞の出口にバスが回されていたものと思われる)

2012/3/19追記

ある春の日

 寒の戻りか、えらく寒い日が続いたと思ったら、急にあったかくなりました。
外に遊びに出たのんちゃんが、うれしそーに摘んで戻ってきたのは…つくし。

「これ、たべられるよね!」

 そうは言われましても、さすがに3本のつくしではどうしようもなし。そこで、ちっこいザルを渡して「これにいっぱい取ってきて」とお願いしてみました。正直、途中で飽きるかなーとも思っていたのですが、どーしてどーしてあっという間に両手にひと盛りほどのつくしを取ってきてしまいました。
「おひるごはんにまにあう?」
 まさに柳、昼飯の支度の真っ最中でした。
「のんちゃんが手伝ってくれたら、間に合うかも」
 やっぱり一応女の子というべきか、昨今いわゆる「おりょうり」というやつに興味津々ののんちゃんです。すこし教えると、辛抱強くつくしの頭とはかまを取り除く作業をやってくれました。まあ、些少の取り残しは・・・ご愛嬌というもので。
 さて、お椀に一杯程度のつくしをどうしようと考えた挙句、ボリュームをあげるために卵とじにすることにしました。まあ、ボリュームあげたといっても小鉢ひとつ分で、おかずというよりつけあわせではありましたが、のんちゃんとしてはじぶんが採ってきた食材が食卓に上がるというのが嬉しかったようで、昼食に出てきたつくしの卵とじにおおはしゃぎ。家族にも概ね好評でした。

 ある春の日の出来事です。

2012/4/8

日付をご覧頂ければ明らかですが、ここで3年近く間が飛んでます(笑)のんの小学校&みつ兄の中学とダブル入学式でばたばたしたのもこの頃。

2020/7/6追記

2020/7/6追記