柳がたっくんの世話にかかりきりになることが多いため、みっちゃんはいきおいばあちゃんズのもとで過ごす時間が長くなる。それでも思い出したようにぱたぱたこっちの棟へ渡ってくるのだが、時にはたっくんを抱っこしたがることもあり、泣いていればそれなりに気にかかるようだ。
先日のこと、たっくんの眠った隙を見計らって柳が洗濯物を干しに出たところ、家に入ろうとしたらみっちゃんの泣き声が聞こえてきた。「かあちゃ~ん!」と泣いているからにはただのじらで泣いているのではあるまい。慌てて声のする方を探して回ったが、どこにも見えない。どうやらたっくんの居る部屋だと気づいて上がってみると、たっくんの布団の横で座り込んで泣いていた。・・・状況と、みっちゃんの説明を総合すると、どうやら例によってたっくんの部屋を覗きに来てみると、たっくんが泣いていたらしい。それで台所まで降りて柳を探したのだが、外へ出ていた柳は当然いない。それですっかり泡をくって、どうしていいか分からずに泣き出してしまったもののようである。まあ、ちなみに当のたっくんは兄ちゃんの泣き声にびっくりしてか泣くのを止めていたのだが。
みっちゃんはみっちゃんなりに、たっくんがまだ自分の意思で動けないことを理解しているのかもしれない。惜しむらくはみっちゃんとてまだまだ小さいので、面倒をみてやるところまでは無理なのだ。さしあたっては、みっちゃんの努力を褒めてあげるべきだろう。なかなか可愛い兄ちゃんっぷりである。
041220