コップ飲み克服のこと

 前回みっちゃんがなかなかストローマグを卒業できない話を書いたが、5月の終わりごろからどういうはずみかえらく上手にコップ飲みをするようになった。取っ手をはっしと掴み、反対側の手でコップを支えて、お茶といわず牛乳といわず「ごきゅ、ごきゅ、ごきゅ」とばかり素晴らしい飲みっぷり。ひょっとするとそのつもりなら何時でもできたのかと疑りたくなるくらいである。・・・しかし間で飽きるとマグカップをフィンガーボール(※洋食の際に供される手指をきれいにするための水が入った器。柳も実物にお目にかかったことはない)にしてしまうのでこれまた注意が必要なのだ。更に夏に入ってから氷を要求するようになり、仕方なくコップに入れてやると喜び勇んで金魚すくいならぬ氷すくいをはじめる始末。どの道みっちゃんのテーブルは水浸しになる運命にあったのである。
 この場合、みっちゃんのテーブル=うちの食卓なので、タオルは必須である。何せ景気よく水を散らしてくれるので、台拭き程度では追いつかない。凄絶な食事風景もあったものだが、こればかりは仕方ない。みっちゃんがごく当たり前のテーブルマナーを身に着けるまで、根気よくお相手仕るしかあるまい・・・。

030729

コップ飲みに挑戦のこと

 スプーンやフォークをそれなりに使いこなしてきたみっちゃんの次なる課題は、コップである。
 課題というよりは、みっちゃん本人がやりたくてたまらないと言ったほうが正しいであろう。世話をする方からすれば、ストローつきマグでちゃんと飲めれば強いてコップに執着する理由はない。しかし、みっちゃんは大人の使うものは何だって使ってみたいのである。お箸や大人用のスプーン、そしてコップ。みっちゃん用のストローつきマグが目の前に置いてあろうが、みっちゃんはそれを完全に無視して柳の前のコップを奪いに来る。食卓の上を洪水にされてはかなわないので急いでコップの中身(お茶)を飲み干すと、からっぽのコップを傾けて喜んでいる。
 みっちゃんがまったくコップのみができないのかというと、そういうわけでもない。こっちでコップを持ってやると適当に上手に飲むのだが、どうかすると中身を食卓にぶちまけて水遊び(<現在、みっちゃんの一番のお気に入り)を始めてしまうのだ。
 ストローつきマグならひっくり返されても水滴が落ちるぐらいで済むが、コップをひっくり返された日には被害甚大である。かくて、いまだみっちゃんにコップを渡せずにいる柳であった。さて、どうしたものやら。

030428