みっちゃん、野菜と格闘す

 子供といえば野菜嫌いと相場は決まっているようなものだが、みっちゃんは旦那の実家で食卓に上る「パセリのてんぷら」なるものをはぐはぐと食べるくらいなので、あまり柳は心配してはいなかった。・・・というより、食事全般についてムラがありすぎて(<どれだけ勧めても殆ど食べなかったり、それかと思えば周囲を吃驚させるほど大量に食べる等。ご飯だけをどかっと食べて他が食べられなくなったりすることもしばしば)特定の食材について好き嫌いがあるかどうかまで気にしていなかった。
 そんなある日。保育園の先生からのお尋ねに、柳は冷汗をかくことになる。

「お野菜が食べられないようなんですが、お家ではいかがです?」

 そういえば肉や魚に比べれば、あまり食べない。芋やかぼちゃは食べるが、緑のものはあまり手を付けない。実にいい加減だが、言われるまで気がつかなかった。柳でさえ二の足を踏む納豆を喜んで食べるので、立派なもんだ、ぐらいに思っていたのである。1

 しかし、うっかり「お野菜も食べようね」などと言おうものなら「お野菜キラーイ」(<なぜか節までついている・・・)と切り返されてしまうのである。君の大好きな納豆も立派なお野菜(加工品)だよ、と言ってやろうかと思うのだが、ここで臍を曲げられて納豆すら食べなくなってしまっては困るので言わずにおく。

 しかしみっちゃんはみっちゃんなりに食べたほうが良いという理屈はわかるらしく、盛ってある野菜からちょっとだけ取り出して食べ、「これでうんち出る?」と尋ねてきたこともある。ムラ食い&繊維不足の所為かお通じがカタいことを本人なりに気にしているのだ。すかさず、「うん、出るよ出るよ。よく食べたね」と褒めちぎっておくのだが、これもあまり長続きしない。結局喧嘩になるわけだが、ばあちゃんズに言わせると、これも時間が解決するらしい。それなら柳一人シャカリキになるのも阿呆な話である。さしあたってはあらゆる料理にせっせとみじん切り野菜を仕込んでみる柳であった。

050620

たっくんの食卓事情その後

前回、お粥を小分けパックにして冷凍保存する話を書いたが、先日からどうにもフリーズおかゆが進まなくなった。どうにも、解凍モノは舌触りがよろしくないらしい。

 そこで今度は、「おかゆカップ」なるものを使ってみた。みっちゃんの時に購入したもののお蔵入りになっていた代物で、今回も当初うまくいかずに放擲していたのだが、ふと思い立って再挑戦してみたのである。(ちなみにみっちゃんにはおかゆをすっ飛ばしていきなり軟飯を食べてたという実績がある)

 カップ(なんたって天下のパイレックス製)の中に粥分の米と水を入れ、炊飯器で普通のごはんと一緒に炊けば少量の粥を簡単に用意できるというのがウリである。

 薄めの粥はどうもうまくいかなかったが、5倍粥は実にうまくいった。折りしもたっくんがつぶし粥でなくても食べられるようになってきたので、炊けたらそのまま中身をたっくんのお茶碗へあければよいので大変助かっている。何分にも普通のごはんと一緒に炊く手前、カップの外側にごはんがこびりつくのがいただけないが、こればかりは仕方ない。このため、せっかく蓋がついていても炊けたそのまんまに蓋して保存というのは無理なのでご注意のほど。
 もう一寸硬めでもよいという向きには、普通のごはんに少量の水を加えてレンジで温めてもお粥もどきは出来上がる。所詮米から炊いたお粥には敵わないが、ご飯を炊く便がない場合には便利である。

 たんぱく質についてはヨーグルトを重宝しているが、問題は野菜である。潰したり刻んだりというのは、量が少なければ少ないなりに面倒なものだ。そこでこんなものを使ってみた。

 ブラウンのハンドブレンダーである。ブラウン、というと旦那の髭剃りのイメージが強かったのだがこんなもの作っていたのだ。2

 別に離乳食のために買ったわけでなく、たまたまハンドミキサーが壊れたので新しいものを探していてこれに行き当たったのであるが、なかなかに重宝である。大人用に作った野菜スープから具を拾ってカップへ入れ、お湯や乳清を足して(<味を薄める&スムーズに回すため)ざっと回すとたっくん用の一品が出来上がるのだ。ゆでた人参を潰してメイプルシロップを混ぜたものは、ヨーグルトのトッピングによい。力も時間もかかるマッシュポテトがあっという間だったのには一種感動すら覚えた(<惜しむらくは、泡立て用ミキサーとしてはやや使いにくいことか)。

 何にせよ、みっちゃんの時を思えば随分楽だという気がするのは今はまだ時間的余裕があるからかもしれない。来月には復職するのだが、一体どうなることやら。

050617

たっくんの食卓事情

 みっちゃんの離乳期、柳は復職したばかりでマトモな離乳食をこさえてやれなかったことは以前にも書いた。しかし今回、あとわずかではあるが柳が家にいられるので、少し真面目に離乳食に挑戦してみることにした。

 ・・・とは言うものの、所詮は柳のやることである。そんなにカタいことはやらない。小鍋に作った茶粥を軽くミキサーで砕き、30~50mlずつ小分けパックに詰めて冷凍しておく。・・・以上!
 後は食事時になったらパックをレンジで解凍し(900Wなら30秒程度、温めすぎるとふきこぼれるので注意)、カップにヨーグルトを50~100cc。これを基本にあとは野菜ジュース(<みっちゃんご用達「アンパンマンの野菜とりんご」)を追加したり、みんなの食卓からコロッケの中身だの卵の黄身だのを取り分けて食べさせている。口も飲み込むだけの動きからもぐもぐと咀嚼を思わせる動きに変わってきており、経過は良好。・・・むしろびっくりするほどよく食べるが、満腹になると口が開かなくなるので実に分かり易い。茶粥だけではあまりすすまないときは、スプーンの上で野菜ジュース数滴と混ぜてやると反応が良いようだ(<若干甘味がつくからだろうか?)。

 端午の節句が終わったばかりの某日、下顎の前歯が恥ずかしそうに頭を出しているのも発見した。お座りも少しずつ上手になってきている(<まだまだ油断するとこけるが)。顔を覗き込むと小首を傾げてみせるといういわゆる「赤ちゃん芸」を披露するようにもなった。また、気候が良くなって薄着でいられるようになり、思う存分四肢を動かせるようになった割にはいまだ寝返りをしないが、横向きまではできるようだ。おさがりのミッフィーちゃんジムを四肢どころか全身を使って楽しんでいる昨今である。

 みっちゃんの保育園騒動でここのところちょっと影が薄めだったが、着実に成長しているたっくんであった。

【小分けパック】:各社いろいろあるようだが、概ねポリプロピレン製の50~100cc程度の容量を持つ蓋つき容器。ドラッグストアのベビーコーナーあたりでよく見かける。

【ヨーグルト】:みっちゃん1歳の夏ごろから、うちではヨーグルトを常備している。牛乳から簡単に作れるのが良い。昨今はヨーグルトメーカーなるものが出回って温度管理も容易になったようだ。

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