アレクセイ

アレクセイ=ハリコフ

ユーディナ司書長
ツァーリ書記官長

本に埋もれて死ねるなら本望と公言して憚らない書狂で、リオライの幕僚のひとり。ユーディナの文書館（いわゆる王立図書館）の司書長を天職と喜んでいたが、リオライの宰相就任に伴い書記官長として引き抜かれる。
剣を取ったらそれに躓いて転ぶというリオライの部下達の中では異色の存在で、ヴォリスの傍系にあたる家の出身者。このため一応貴族ではあるが、至ってざっくばらんな人物。

「篝火は消えない」を高校文芸誌に書いていた頃のこと。アリエルの近侍衛士としてアレクセイというキャラを設定していました。アリエルに本懐を遂げさせるため、アリエルを逃がして敵陣に突っ込むという壮絶なプロットを背負った御仁だったのですが、紙幅の関係でさっくりと存在を抹消されたという経緯があります。
リライトに伴いリオライとアリエルの周囲を少し丁寧に書こうと思ったとき、リオライの文官寄りの部下、という設定で復活することになったのですが…まあ復活と言っていいものか書いてて迷うくらい別キャラになってしまいました。
何故かCVに堀内賢雄さんのイメージが…
実はサーティスと同年で、ツァーリを出奔する前のサーティスを知っています。

篝火は消えない（獅子帰還・陽光消ゆ・王都暮色深く、雪催・風の如くに）