アリエル

「篝火-」本編におけるツァーリサイドの主人公。

name

サーレスク大公アリエル

Status

ツァーリ王太子ツェサレーヴィチ
サーレスク大公
聖太子アリエル(諡号)

Character

シェノレスから人質同然に連れてこられたアニエス(大神官リュドヴィックの妹)を生母とする。アニエスは早くに病没、有力な後見人もなかったのだが父王カスファーの一存で王太子として立てられた。
しかし後に宰相家から出た王妃レリアにリュースが授かったことで、危険な立場に立たされる。リュースを王位につけたい宰相にねらわれる悲惨な青春だった。思い詰めやすい性格の上に(リオライを除けば)ろくな相談相手もなく、これで歪まなかったのだから奇跡である。考えようによっては凄じく強靱な精神力の持ち主だったと言える。
陽光色の髪、若草色の瞳。
「聖太子」は諡号おくりなである。ツァーリのために心を砕き、ついに王位につくことのなかった彼のために、後にリオライが追贈したもの。サーレスク大公はツァーリにおける王太子の異称。

柳のメモ書き

シェノレスサイドの主人公・レオンの対を成す存在であった筈なのだが、対どころかレオンを主人公の座から駆逐してしまった(<これは柳の責任)。しかし思い詰めやすい性格が災いしてか早々に降板、後はリオライに譲ることになる。描写をしてて楽しいのはNovel-Ⅲの某天使様と同じだが、性格が大変面倒くさいので主人公を張るには少々無理があった。
金髪緑眼、優しくて薄幸の王子サマといういかにもな設定だが、容姿ヴィジュアルについてはいちおう原型モデルがある。某☆矢劇場版のゲストキャラ、竜骨座カリナのアトラスという御仁をご記憶の方はいらっしゃるだろうか?(…いや、古い話なのは承知。本当にそのくらいの時期に生まれたキャラである)直視するのが憚られるようなキラキラした美形サマだったのに、ゲストキャラの宿命として使い捨てられたのが実に不憫であった。言うまでもないが、性格の方は既に跡形もない。

出演

篝火は消えない(篝火は消えない・獅子帰還・陽光消ゆ)

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