アンリー

アンリー・ラ・ネレイア

審神官シャンタールアンリー
奉献されし者サクリフィス・ア・ラ・メール

イエルタ戦争の黒幕、大神官リュドヴィックの末子。兄にリシャール。公的には10代はいりたてのころ海神に「奉献」され死亡したことになっている。
死んだフリして孤島にこもり、長じては父の政治工作のため東奔西走、戦争勃発後は神官府・衛視寮の武官扱いでレオンの補佐、かつ神官府の総代理人として参戦した。戦時の主装備は長弓だが、暗殺技術も叩き込まれているので隠し持てるタイプの武器はほとんど使える。
大神官直属の細作組織・ネレイアの長。
緋色の髪、暗く色の判然としない瞳。

緋色の髪というカラーリングは、当時某スペースオペラ全盛で「赤毛ののっぽさん」が大人気だったもので甚だ誤解されたが、実は「水と氷の魔術師」某様のアオリだというのは内緒。あの性格の鬱陶しさも当時柳が書いていた宝瓶宮の主からほぼ横滑りしてきたと言ってよい。

篝火は消えない（篝火は消えない・陽光消ゆ・南海の風神・残照の日々）