篝火は消えない

「篝火は消えない」メインストーリー全7話。大陸暦899~901年の出来事。

篝火は消えない
「海神の神子」レオンを奉じて、シェノレスが決起する。  シェノレスにとっては国土回復戦争、ツァーリにとっては不遜な叛乱。本土までの後退を余儀なくされたツァーリは、一計を案じた。
獅子帰還
ノーアで育った宰相家の後継・リオライと、シェノレス出身の妃を母に持つ異例の王太子アリエル。二人は出会うことでそれぞれの進むべき道を見つける
陽光消ゆ
「願わくば…私が詔書を紙屑にしないよう振る舞えるといいのだけれど」王太子アリエルはその言葉を成就させる。陽光消ゆ。アリエルの覚悟を背負い、リオライは宰相と対峙した。
南海の風神
講和は発効したが、それは大陸の平和と同義ではなかった。 マルフ紛争の勃発は、即位したばかりのシェノレス王に試練を与える。新国王や病臥するアンリーを案じながらも、ルイは紛争解決のためシュテス島を離れなければならなかった。 去来するのは、輝きに
残照の日々
ツァーリの軛を断ち切る為に自分ができることがあるというなら、そうしよう。神官府が、大神官である父リュドヴィックが、アレンの後身たることを自分に望むというならそれに応えよう。 戦に身を投じることによって、自身の望みを叶えられると…アンリーは信
王都暮色深く、雪催
喪ったものの痛みに耐えながら責任を果たそうとする宰相リオライと新国王リュース。だが、ぎごちなさは拭えない。事件は起こる。  アリエルを止められなかったことで悲嘆に沈んでいるミティアを狙ったのは誰か。政務に追われながら、リオライは憂う。増大す...
風の如くに
シェノレスとの講和締結後1年。ツァーリはようやく落ち着き始めた。 国の再建に心血を注ぐリオライだが、王都は味方ばかりではなかった。「豪奢な檻の中で獅子が緩々と弱っていく」かのような有様を、側近たちやエルンストは憂う。そしてまた、叛乱の火種を
解説

1~3 シェノレス叛乱編
4~5 シェノレス完結編
6~7 ツァーリ完結編

 

柳のメモ書き

10代から書き始めて2022年3月、全面リライト完了しました。

タイトルとURLをコピーしました