レオン

海神の御子レオン

海神の御子
ツァーリ国王

10歳前後でシェノレスに漂着する以前の記憶はなく、言葉も解らない状態であった。
海神の加護を受けた子として神官府預かりとなり、ルイと共に育つ。海や天気に関する事象を察知する能力があるが、恣意的に行使できるわけではないらしい。
国土回復戦争時、海神の御子として神官府に担ぎ上げられて陣頭に立つ。戦争終結後は国王として即位。
黒髪、濃色の瞳。

当初のプロットとしてはあんまりいろいろ考えない、由緒正しき主人公の王道を突っ走る…予定だったが、後半すっかりツァーリ組に話を持っていかれてしまった。
初期稿における名前は『ウィン』。勝利に導く者、という神官府の下心でつけられた名前、という設定であったが、当時の柳では勝利者という意味を持つコトバで彼に合う名前を探しきれずにwinにおちついてしまった。結局、改稿するときにシェノレス組の名前をごっそり入れ替えた際に主人公の名前であるにもかかわらず変更することになった。

篝火は消えない（篝火は消えない・陽光消ゆ・南海の風神・残照の日々）