雨のせいか、すこし暖かい日になりました。
こういう夜は・・・ちっとぐらい酵母も元気になってくれるだろうと明朝焼き上がりのパンをセットしてみます。
しっかりと膨らんでくれるといいなぁと思いつつ、すでに沈没しそうな勢いの柳です。
空きっ腹に焼酎のコーヒー割りなんぞ飲むから・・・(<完全無欠の自業自得)
カテゴリー: 千柳亭厨房
パンの焼き型
白神こだま酵母なら、ホームベーカリーのイーストコースで十分焼けるというお話は以前書きましたが、これがどうも出来上がりの際に内部に盛大な穴が開くことに気づきました。やはり発酵のペースがイーストとは微妙に違う所為でしょうか。焼き上がりの肌理は文句なしによろしいのですが、食パンとしたときには切りづらくて仕方ない。
それじゃあ生地だけ練って、あとは型にはめて焼きましょうと思い立ったのは暮れの話。手持ちの型でいろいろと焼いてみましたが、とりあえず納得できる焼き上がりになったのはこれくらい。
実は、オーブンOK!がウリの18cm十徳鍋に生地6個を並べたもの。
ミヤコ十徳鍋 ソースポット18cm…思えば、結婚祝いに頂いたシロモノでした
並べたときには生地同士は離れていたのですが、発酵・焼成の間に膨らんでかくの如し。1回目に焼きあがったとき、型から離しにくかったのに懲りて二度目はオーブンシートを敷いてみました。
こちらはレモン型に余った生地を放り込んで同様に焼いてみたものです。本来はマドレーヌ生地に使う型なんでしょうが(^^;
18cmの十徳鍋に生地6個、余り2個をレモン型で焼きました。発酵後、焼成の時間が取れなくて一晩レンジの中に放置したらこの寒いのにまぁよく膨らんで(^^)すばらしいボリュームのパンができました。今回は丸めただけの生地を放り込んで焼いただけですが、丸めた後で一度のばしてチョコチップでも巻き込めば、ちょいとしたプレゼントにもよろしいかと。
今回気づいたのは、オーブンの自動調理モードの「ロールパン」では上面はともかく底の部分の焼きあがりが甘いということです。どうやら予熱が不十分な所為らしいので、手動で予熱時間をとって焼くと、底までこんがり焼けました。…ゆめ、手間を惜しんではイケマセン。
さて、次はどーやって焼こう…
酢の話
「口はホシイと言ってるが、腹はイラナイと言っている」
悪阻を脱してこのかた、妊娠中はずっとこんな感じの柳です(<道理で痩せる)。昔は妊娠中といえば「二人分食べなきゃ!」などと勧められたものですが、食糧事情の良い現代は肥り過ぎるほうがオソロシイ訳で、まあ極端な低栄養状態でもないので安穏に構えている昨今です。
しかし口寂しいということはあるもので、かといってスナック菓子をばりばりというのも不健康だし腹にたまるものは欲しくない。少し前までお茶で紛らわしていましたが、これも飲んだら飲んだで水っ腹になってあまり具合がよろしくないので思案しておりました。そこへ、少しずつ色づき始めたブルーベリーやチャイナチェリー、ラズベリーその他季節の果物が目に入った次第です。
いつもなら嬉々として酒に漬け込むところですが、妊娠中ゆえ酒はご法度。「飲める頃には生まれてるよ」と旦那は軽く言ってくれますが、最近はこんなものもあるのです。
村上祥子のフルーツサワー・リカー
電子レンジを利用することで、何ヶ月も待たなくてもちょっとした量のフルーツサワーやリカーが作れるという代物。リカーはともかくサワーなら・・・と、冷蔵庫の肥やしになりかかっていた(<をい!)ワインビネガーと庭で繁茂しまくっているミントでミント酢を作ってみました。
飲む時は小さじ1~2杯をグラスいっぱいの氷と水で割って飲んでいます。同じグラスいっぱいの冷茶を呷るよりも氷の分だけ水っ腹になりにくく、酸味が適度な清涼感をもたらしてくれるので、胸がむかむかする時には重宝な一品。レシピですか?ドンブリ柳はあまり丁寧なことはしませんで、酢:氷砂糖:果実=1:1:1という聞きかじった話をもとに「まあこんなもんだろう」と目分量で作りました。・・・よくぞ口に入れても大丈夫なものができたもんです。
今度はりんご酢が注文してあるので、りんご酢とブルーベリーあたりで作ってみようと画策しています。さて、どうなることやら。