言語という問題

WordPressで小説サイト

 インターネットという環境で小説…すなわち極めて言語依存性の高いサイトを運営しようと思ったときに…避けて通れない問題があります。

 言葉ですよ言葉。Language。言語。

 柳が「千柳亭春宵の部屋」としてサイトを立ち上げたのが1997年。まだブログというものさえ一般的でなく、まだまだ日本語のサイトもそれほど多くはなかった時代。おそらくEVA繋がりと思われますが、どういうわけか柳のサイトに英語圏からのお客さんがいらしたことがありました。その頃は掲示板も設置してはおりませんでしたので、メイルフォームからメイルを頂いたのですが…「アンタのサイト、何が書いてあるのかわかんねーよ」的な短い英文だったのです。ええ、柳程度の英語力でもまあ辞書なしでも判るレベルの。(原文は散逸しましたが、念のために辞書は引きましたよ、一応…)

 …や、まあ、そうでしょうな。申し訳ありませんが。

 当サイトは設立このかた…まあ世辞にも日本語以外の言語圏の方に読める仕様にはなっておりません。(<日本語圏にしたってちょっと微妙じゃないか、と間借人に突っ込まれる始末…)なにせ柳、世界中の言葉という言葉に興味は持っていますが、英語ですらその学業成績はあまり芳しいほうではありませんでした。いくらグローバルなご時世でも当サイトを多言語化するのは無理です。ええ、きっぱりと。

 だからといって「Sorry, Japanese onlyごめんなさい、このページは日本語のみでのご提供になります」などと標榜しようものなら昨今は「ナニ、日本人以外お断りだと!?」と怒られるというハナシもあるようですので、うっかりしたことは書けません。まこと、言葉とは難しい。

 それなら迂闊なことは書かぬほうがよかろうということで、新サイトについてはそのテの記述は一切しないことにしました。

 WordPress関連の記事に関しては有難くも海外からのアクセスも頂いているようなのですが、申し訳ないことに多言語対応についてはご勘弁いただくしかなさそうです。ただ、どんな言語であろうと真面目にリアクションなりご質問を頂けるなら…不肖・千柳亭春宵、誠心誠意、Googleセンセイと相談しながらお答えさせていただく所存でございます。
 今後とも、当サイトをよろしくお願いいたします。

 上記記事にはまぁったく関係ありませんが、今日で平成が終わるんですねえ…。

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