WordPress5.0!

WordPressで小説サイト
不安

とうとうきましたWordPress5.0!
今までテストサイトで多少操作感を見てはきたのですが、いまいちピンとこない。正直、記事数200を超えてくると何かあったときの労力が半端ないですし、しばらくほっとこうかと思っていたのです。
しかしまあ、いつかは乗り越えにゃならんのでしょうし、どのみちアップデートするまで警告は出続ける。それがどうにも柳的には鬱陶しいのです。

まーいいや、やっちまえ。

…と傾いていたところへ、「巷では悪評紛々だけどそれで編集作業が楽になるなら」と公式の前宣伝に踊らされてくれた奴がおりまして、柳自身としてもマシンを変えたばっかりで環境が整ってないのでそっちを静観することにしました。誰とはいいませんが、某間借り人です。そりゃウチに比べてコンテンツは少ないとはいえ、復刻した莫迦話も含めれば結構な数になります。勇者というより蛮勇なのではないかと思うのですが止め立てはしなかったのでした(笑)

一応、インストール直後に「Classic Editorを使いますか?」というご親切なアナウンスもありましたので、やっぱりイキナリは怖いからということでYes。そうすると、Classic Editorでもブロックエディターでも編集可能な環境になりました。ちなみにテーマは「TwentySeventeen」。

…で。
確かに使いづらいですね。
何で柳がビジュアルエディタでさえ封印したのかというと、打ち込んでから表示されるまでのレスポンスが鈍いのがキライだったからです。まあ、ウチの場合…以前は回線が貧弱で、どうしてもネットトラフィックがでかくなると反応が落ちるという悲しい事情があったのですが。

もう一ついうと、旧サイトのHTMLから文章だけをコピー&ペーストしようとすると、いろんなタグも拾ってしまって削除が難儀。それじゃあと今度は一太郎の縦書きレイアウトの文書からコピペすると何を思ったか縦書きの画像として挿入してしまう。いや、そーじゃなくて。ブロックの種類を「段落」としてきっちり規定しておくことである程度防げるようですが…正直かなり胃にきます。

ブロックエディターといっても文章部分についてはビジュアルエディタと大きく変わりません。余白などのレイアウトは整えやすくなるんだろうな、という感じはありますが、文章メインのサイトにそれほど大きなメリットがなさそーだ…というのが現時点における柳の感想です。むしろ、従来のエディタで使っていたタグが使えないとか、スラッグの入力場所がない(パーマリンクの末尾で弄るしかないとか?まさか!)とか…まあ不具合もいろいろ。まあこれから少しずつ修正されてくるのでしょうが、とりあえずもう少し様子見ようかな、と思いかけていたところ、ぼそりと間借り人が言うことには。

「…あ、ルビ打ちのプラグインが使える

何だって!と思わず飛びついたのが、「WP-Yomigana」というプラグイン。実は柳も以前一度トライしまして、ビジュアルエディタでしか使えないという事実が判明したので泣く泣く諦めた経緯があったのです。前述のようにブロックエディタ-といっても文章についてはまあビジュアルエディタみたいなもんですから、上記プラグインが使える訳ですね。仮名を振りたい部分を選択して「ルビ」のボタンをクリック、出てきたダイアログボックスにルビとなる文言を打ち込めば<Ruby>タグが挿入されてルビが表示されるという…ルビ狂いの柳には涙が出そうなほどありがたいシロモノなのです。

これで踏ん切りのついた柳、よし!それなら!と腹をくくって5.0アップデートを敢行したのでした。
ところが…あれ?何も変わってない?そりゃ確かにClassic Editorを使うようにセットアップしましたが、ブロックエディターと切り替えて使用できるはずなのに…その切り替えボタンが表示されないのです。WordPressのバージョンは確かに5.0と表示されているのに、です。

これはもう、テーマの問題というのが妥当でしょうね。当サイトで使用しているテーマはもう2年くらい更新されていません。正直それ自体は柳としては何も問題を感じていないのですが…うーん。

というわけで、清水の舞台から飛び降りるつもりでアップデートかけたのに、何ら変更はないという莫迦ばかしいオチがついたのでした。まあ、正式リリースしたばかりですからこれからいろんな情報が集まって不具合が修正されていくのでしょう。
とりあえずは様子見、ですね。

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