男の子と女の子で遊びは違う、という話がある。柳はそれを環境(<親の与える玩具その他)の影響でそうなっていくものなのかと思っていたが、みっちゃんの遊びを観察する限りはそういうものでもないらしい。とにかく、走る!転ぶ!鳴らす! とどのつまり、身体を動かすことが楽しい様子が見て取れる。また、自分の動作が物体に作用する、という至極単純なことを喜び、お菓子の缶と色鉛筆で「太鼓の達人」をやらかす。反面、概ね細かい作業はあまり得手ではないらしい。
とにかく一時もじっとしている事がなく、戸外で跳ね回るのが大好きである。柳は幼少時、半日ぐらい平気で屋内の遊びに興じて飽がなかったらしいが、みっちゃんは雨さえ降っていなければ外へ出ないと気がすまない。(ばあちゃんズ曰く、「あんたら二人(柳と姉)を足してもみっちゃんほどは暴れなかった」そうな。みっちゃん恐るべし)健康な身体を作るためにはそれはそれでよいことなのだが、付き合うほうも大変である。それがいわゆる性差なのか個性の差なのかは、たっくんの成長を待つことで新たな傍証を得るだろう。
050119