名前がつくのこと

 さて、お産の翌日~翌々日くらいになってくると、柳の筋肉痛(<無駄な力が入っていた証拠である。われながら間抜け…)もだいぶ落ち着いて、どうにか身動きができるようになる。そこでようやく出てきたのが、名前の問題であった。

 何せ、旦那のほうは女の子と思っていたため(<それについては柳も同様)女の子の名前しか考えていなかった。ただ、柳のほうは「男の子でも女の子でも通じる名前」ということで腹案をもっており、結局そのまま柳の案が通ることとなる。

 かくて、命名満希(みつき)。漢字込みで紹介するときには「満ちる希望の満希です♪」と言うことにしている。
 世の中不景気な話や物騒な話ばかりが溢れている。改革ムードもどう転ぶやら不分明、ひどく不安定な時代といえる。だが、意思あるところに道あり、という。ミサトさんではないが、どんな状況にあっても生きていく意志があれば、どうにか道が見つかるものだ(<少なくとも、柳はそう信じたい)。だから、いつも希望を忘れないで欲しい。どんなときもこの子の心に希望が満ちているように・・・・これが名前に託した柳の祈りである。

 しかし内祝を揃えに進物屋へ出向いたとき、名前を書いて渡すと「女の子さんですか?」と訊かれた(汗)どっちでも通じると思ったのは、柳だけだったのだろうかと一寸不安になった一幕である。

 現在はほぼ「みっちゃん」「みっくん」である。余談ながら、祖母(みっちゃんからは曾祖母にあたる)は「みぃ」と呼ぶ。
 ばば様、それではまるでネコだ…(^^;;


註)…これ以降の記事について、初回アップロード日が不明というのがいくつかあることが判明しました。このため、記事の日付については「まあだいたいこのくらいだっただろう」といういかにもいい加減なものになっています。ご了承くださいまし。