休日を棒に振った話

 世の中まだまだコロナが猖獗をきわめております。先日、職業柄やむなしとワクチンの追加接種を受けました。

 三回目までは「ま、腕は痛いな」くらいで済んでいました。しかし今回は…
 当日は問題なかったのです。夕方になってようやく「あ、やっぱ腕痛いねー」などと気楽な話ができる状態だったのですが、翌朝方に目が覚めてみると、頭痛がする。とりあえず処方の薬※1)を飲んだものの、状況の改善がない。むしろ吐き気まで加わってしまいました。ええ、吐きましたとも。久し振りに。熱の方は37.0℃前後でまあ微熱。しかし何がツラいといって頭痛と吐き気ですね。食べられない、というのはやはりいけません。

 結局、朝と昼を絶食して午前中を寝倒し、午後から少しずつ活動再開したもののヨロヨロ。それでも何とか夕食は作りましたし、翌朝のパン※2が足りないと思ったので仕込みもしました。しかし土曜のちびどもの昼はお弁当にせざるを得なかったのと、皆に心配を掛けてしまったことは忸怩たるものがあります。柳のやつれ具合を見た母上なんぞ「(こないだ予約した)追加接種やめようか…」などと口走る始末。まあお任せしますよ超ベテラン看護師殿。

 接種の翌日が土曜日※3、というのは…たぶん何かあっても勤務に穴をあける確率が少ないだろうという読みなんでしょうな。ある意味正しいやり方ですが微妙に腹が立ちます。ワクチンのお陰でとうとう休日半分を棒に振った格好ですよ。やれやれ。

※1)接種後に予め解熱鎮痛剤を渡されるのです。発熱前提ですかい。考えてみればコワい話。
※2)我が家のパンとヨーグルトはここ10年くらい手作りです。
※3)柳は職場で接種なので、日程は職場が設定します。陰謀を感じるなあ(笑)