閑雲亭

　クリスマス前に研修がてら大阪へ行ってきました。
　例によって丸々自費なので前後はまるまる余暇ホリディでございます。ここのところ仕事が立て込んでしんどい思いをしていたこともあり、ここは憂さ晴らし！とばかり気合いと根性いれて大阪を歩き回ってきました。研修も大収穫だったし、とにかく楽しかった！

　その詳細についてはまた別項を立てることにしますが…
　3日間（研修の間はほぼ座りっぱなしだったのですが）とにかく足を限界近くまで酷使して歩き回った結果、ついうっかりインフルエンザなんぞ拾ってしまいました。当然出勤停止でして、当初3日間だったはずの休みが思わぬ長期休暇。コロナ以来の38℃～39℃の熱と、ずーっとヘルメットの上から殴られているような頭痛に呻吟するはめになったのは自業自得として、周囲に多大なご迷惑を掛けることになってしまいました。

　検査してくれたホームドクターから「中三日なかみっかで一家全滅も珍しくないから気を付けてね～」などと爽やかスマイルで脅され、コロナ並の徹底した感染対策を行うことになりました。

　この間、自宅内といえど意思伝達は基本的にLine。

「○○の在庫どこにあるの～？」
「ばーちゃんが買い物行きたいらしいから車出してあげて」
「卵がゆつくろうか？」
「洗濯物畳みかけて力尽きた。すまんが後よろしく」

　なんて会話がすべてスマホ越しという、二昔前ぐらいの携帯CMのような状況が展開したのでした。無駄にだだっ広いので隔離スペースには事欠かないのが田舎家の利点でして、皆が部屋に引っ込んでる時間帯にのそのそ這い下りて食事を済ませては寝に上がるという生活が約5日。結果、最終的に柳の単独感染というところで終熄をみました。有難いことです。

　この場を借りて、この度ご迷惑ご心配を掛けることになってしまいました各方面、特に我が母上様には心よりお詫び申し上げます。

　なぁんてのが年末の挨拶になってしまうのでは、締まらないコトこの上ないのですが…来年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。