とあるファンクラブがFaniconというオンラインサロン1 システムを活用して再始動されまして、柳はそこのIDを取得するのにあーでもないこーでもないと七転八倒した結果、Twitterのアカウントをとることにしました。
しかし……長いこと考え倒してようやく一行二行書くタイプの柳としましては、本来オンラインサロンだのTwitterだのというのは甚だ苦手でして、ついでに言うと所謂SNS(Social Networking Service)なるもの自体になかば恐怖に近いものさえ感じるのです。
20年以上2 もサイト運営してる奴が今更何を抜かすと思われそうですが、昔から見ているからこそ今の状況が怖いのです。インターネットが爆発的な広がりを見せる中、その無法地帯っぷりは地に潜っただけで何も変わってはいないように思います。むしろ参加する人が増えた分、まあ当然というかいろんな方々がいるわけで……残念ながら、普通に考えて「よくそんなことができるな」というニュースに触れる機会が少なからずある事実は、皆様もご承知のことと思います。3
インターネットが言葉の世界であったのは過去で、今は画像・動画の世界となりつつあります。それに含まれる情報量を考えると、迂闊なものを世に流す訳にはまいりません。ですがそれは言葉も然り。言葉は人を救うこともあれば殺すこともあります。だからこれからも、千柳亭春宵は可能な限り言葉を丁寧に選んでいきたいと思うのです。(ウチのようにささやかな閲覧数のサイトで何カタくなってんの、といわれそーですな……)
さて、そんなわけでTwitter始めました。
上記のような理由であまり頻々と呟いたりはしないと思いますが……これもなにかの御縁ですから、皆がすなるついったぁといふもの、他人様の迷惑にならないよう、細々と勉強してみようかと思っています。
それはそれとして。
7月に入ってまたぞろ体調を崩しまして4 、ただ伏せっててもしょうがないので溜めまくった録画をいくつか見ました。
「黒塚」……夢枕獏原作のSFです。結構昔の作品ですが、どうやら柳、当時最終話を中途半端に見ていたらしくてオチが理解らず、長いこと謎の作品でした。アニマックスで全12話一挙放送してくれたのでこの度謎が解けた次第。まごうかたなき恋物語だったのですよね。結論としては。いとも簡単に首が落ちるので怪談風味なのは致し方ありませんが。
「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」……久し振りにマジ泣きした作品。AI絡みのSF、強いおねーちゃんとしっかりしたシナリオという柳が涙流して喜ぶ要素満載でした。2021作品ですね。
柳は昔っから人工知能(A I :Artificial Intelligence)という存在にはずっと興味を持っておりまして、その一端が第11使徒の何某への執着に繋がっております。現在休眠中のNovel-2「TOP SECRET」も実はその辺りの話を含んでいます。(あぁ、書きたい…<書けって)
人間によってつくられた知性、というのがAIの定義であれば、柳は「人間そのものだってある意味AIではなかろーか」…とか思っているわけです。人間は他者と関わり、そこから学習し、社会へ(そのひとなりに)適応し、そして人間として機能する。人間の知性とは畢竟他者(人間)との関わりによって成立する。であれば、作為不作為の違いがあるだけで人間の知性とAIなんて=ではないにしろ≒じゃないの?という話。柳にとっては永遠のテーマでもあります。
あ、上記は柳のAIに関する考察であって……「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」そのものは、「歌でみんなをしあわせにする」使命に生きたAIのお話です。これは泣けます。
観たのは少し前の話になりますが「DARKER THAN BLACK」シリーズ。問答無用な岡村天斎ワールド。外伝を観ていなかったばかりに続編がえらく消化不良だったのが、通しで観られたのでようやくすっきりしました。言いたかないですがありゃ全然外伝じゃありません。あの部分がなかったら「流星の双子」は謎だらけです。(それでもハマりましたけどね、当時)是非とも更に続編やって欲しいです。伏線っぽいカットもエンドロールにはあったしなぁ。
中学上がってから友人や先輩に触発され、声優にハマってきたのんのん……彼女の懇請で一緒に観た「超訳百人一首 うた恋い」。これも結構昔ですね。声優陣が豪華で目が眩みそうでした。
百人一首……小学校の頃は百首全部憶えてましたが、恥ずかしながらだいぶ記憶が飛びましたね。その頃は知らなかった清少納言と藤原行成の素敵なストーリーに触れることができて、のんに感謝です。やっぱり深いわ百人一首。
ちなみに藤原行成の父親に当たる藤原義孝は石田彰さんでございました。「きみがため 惜しからざりし命さへ ながくもがなとおもひけるかな」の御仁ですね。なんというか……おそろしくはまってて溜息モノです。
石田さんと言えば……DQ「ダイの大冒険」リメイク版の陸戦騎ラーハルトは石田さんでした。あのラスボス風味Voiceならキルバーン5 とかミストバーン6 でもOKな気がしますが……そうですかラーハルトですか。再登場お待ちしてます。
エヴァもいよいよ終映。興行収入100億円越え慶賀の至り。しかし結局特典貰い損ねました。何が何でも渚司令ポスターがほしかったかというと…まあ、何処に飾るんだ、ということになるので固執はしませんが。
次男坊を迎えに行って、待ち時間にセブンイレブンでアイスを見繕っていたら思わずカヲル君柄のクーリッシュ 7 に引き寄せられ…合流した次男坊にカゴの中身見てくすっと笑われる、なんてのはもう慣れましたがね。流石にポスターは……(汗)
ちなみに冒頭の「ファンクラブ」は別段エヴァ系のそれではなく、池田聡さんのFC「アペリティフクラブ」のことです。柳の池田さん狂いは此処にご来訪の方々には既に周知のことかと(笑)実直にファンの集い、とかは苦手でございますが、遠巻きながら応援させて頂きたく思って参加しました。
猛暑の候、体調崩しやすい時期かと思います。皆様、くれぐれもご自愛くださいませ。
- オンラインサロン…Web上で展開されるクローズドなコミュニティの総称らしいです。課金の有無は条件に入るのかどうか不明。
- そうは言いながらリアルが忙しくて数ヶ月スパンでしか構ってない時期があったのは事実(汗)
- この辺のお話は文春新書からでているセキュリティ集団スプラウトの「闇ウェブ」「フェイクウェブ」あたりをお読み頂くと、背筋も凍る実態を垣間見ることが出来ます。結構読みやすくてお勧め。なまじな怪談よりも涼しくなれること請け合いです。
- 40℃という冗談のような熱を出したのも確か去年(2020)の7月初頭ではなかったかと。コロナ禍中の受診事情をご参照ください。
- 鬼滅に出てくるあの御仁のノリでピッタリかと
- そうなると前半殆ど科白がなくなってしまいますが、自動的にフルバージョン大魔王バーン…ですよね?
- ロッテのコラボキャンペーン。 L.C.L ICE スポーツドリンク味だそうな。怖いものを想像していまだ開封できてません(笑)