黄昏時。
明るい現代の夜と違って、昔は夕刻になるともう薄暗くてちょっと離れると誰だか判らなくなるから誰そ彼、なんて言ったのが語源という話もあります。誰だか判らない、ひょっとしてひとでないものも彷徨くかもしれんというので魔物に遭遇する、ないし大きな災禍を被る事がある時間帯という意味で逢魔ヶ刻、ないし大禍時とも言いますが、いつもならしないような選択をしてしまうのも、実はこんな時間帯なのではないかと思う昨今です。
いわゆる、魔がさす、というやつですね。
所用あって先日の夕刻、最寄りのショッピングセンターを歩いていたら、Mac Houseが目に止まりました。
普段だったらちび共の服を買いに行くぐらいしか用のない店です。ただ、携帯のニュースに例によってEVAコラボの冬物アイテムが出るという記事が入ってたのをふと思い出し…でもまあ、こんなド田舎にそんなにあっさり来ないよね、とか思いながら、それでも素見しに入ったのが運の尽きでした。
…ありましたわ、コラボグッズ。
今までコラボグッズなんて山程出ましたけど、柳は買ったことなんてなかったのですよ 1 。先日公式エヴァストアから出たボディバッグ2 とかにはぐらりときてたんですけどね。近所に店がないのを幸い諦めがついていたのでした。つまりはまぁ、いつもはそのくらいなんです。
ほぼ全種類ありました。しかも全サイズ。(後から調べたら、ほぼ発売直後でした…当たり前か)
ポップにはカヲル君の姿もMark.6もありませんでしたが、プリントクルーシャツの5柄のうち2柄がカヲル君(一枚はプラス加持さん)。機体配色パーカーにも零号機ないのにMark.6はあり。何ですかこのラインナップ(汗)
ずばり…魔がさしました。
昨今シンエヴァversionのFun Fiction捏造のため…資料を読みあさったり公式のDVD(序破Q)を車の中でまで聞き直したりしていたもんですから、柳の脳味噌の中には使徒ウィルスが蔓延していたとみえまして、コロリと発病してしまいました。
…ええ、悪い病気のようなもんですな。ここまで来ると。買いましたよ、はい。
上の写真はプリントクルー長袖Tシャツ(ブルー)の背面プリント。実直に、柳がこんなの着て外出歩いてたらイタいことこの上ないのですが、最近声優にハマっているのんのん3 ならきっと着てくれるだろうなー…という希望的観測のもとに思わず買ってしまいました。
もう一つ、裏起毛パーカー(EVA機体配色)は自分用。初号機、二号機、八号機ときてMark.64versionがあったもんだからこれもコロリ。これからの季節に丁度良いし、いままで着てたパーカーがそろそろ傷んできたし…などと勝手な理屈を付けてますが、なんのこたぁない絆されたんですね。発病どころかもはや病膏肓に入るってヤツです。
購入特典にオリジナルショッパー(黒地に白で結構渋いです)も付いてきたのですが、柳はコレクターでも転売ヤーでもないので迷わずそのまんま商品を入れて貰いました。Mac Houseのお姉さんに「商品、お入れしてよろしいですか?」と2回ぐらい訊き直されたのが密かに笑えましたね。普通、ファンなら皺がつかないように大事にとっておくと思われるんでしょう。…ごめんなさいお姉さん、お気を遣わせまして。
案の定、ちびどもには爆笑されました(想定内)。旦那には鼻で笑われました(今更)。
「着る?」と訊かれたのんのんは「いいよ、べつに~」とか言いながら今日はそれ着て遊びに行ってしまいました。はっはっは。可愛いカワイイ。
さて、「篝火は消えない」のツァーリ編完結にもリキを入れたいところではあるのですが、その一方で新劇版Fun Fictionの捏造が楽しい今日この頃。
ま、柳の書くものですから「極めて使徒寄り」ってとこだけは確実にブレないと思われます。それでもって外道親父けちょんけちょんもほぼ確定。微妙なのが加持さんですね。あのタダナラヌ雰囲気をどう料理してやろうかと…。それと外せないのがマリさん。「イスカリオテのマリア」の正体については諸説芬々、「破」で初めてEVAに乗った筈なのにその時点で「エヴァの呪縛」持ちらしい…と色々ミステリアスなあたりが捏造のし甲斐がありそうです。
既にして「考察」でなく「捏造」と言い切る辺りが救い難いってのはよーくわかってますが…それでも「苦しぅない、付き合うてつかわす」と仰ってくださる方、おられましたら何卒来年もよろしくお願い致します。
…ああ、これでは既に年末の挨拶のようですねぇ。