投稿者: 千柳亭春宵

  • ある春の日

    寒の戻りか、えらく寒い日が続いたと思ったら、急にあったかくなりました。
    外に遊びに出たのんちゃんが、うれしそーに摘んで戻ってきたのは・・・つくし。
    「これ、たべられるよね!」
    そうは言われましても、さすがに3本のつくしではどうしようもなし。そこで、ちっこいザルを渡して「これにいっぱい取ってきて」とお願いしてみました。正直、途中で飽きるかなーとも思っていたのですが、どーしてどーしてあっという間に両手にひと盛りほどのつくしを取ってきてしまいました。
    「おひるごはんにまにあう?」
    まさに柳、昼飯の支度の真っ最中でした。
    「のんちゃんが手伝ってくれたら、間に合うかも」
    やっぱり一応女の子というべきか、昨今いわゆる「おりょうり」というやつに興味しんしんののんちゃんです。すこし教えると、辛抱強くつくしの頭とはかまを取り除く作業をやってくれました。まあ、些少の取り残しは・・・ご愛嬌というもので。
    さて、お椀に一杯程度のつくしをどうしようと考えた挙句、ボリュームをあげるために卵とじにすることにしました。まあ、ボリュームあげたといっても小鉢ひとつ分で、おかずというよりつけあわせではありましたが、のんちゃんとしてはじぶんが採ってきた食材が食卓に上がるというのが嬉しかったようで、昼食に出てきたつくしの卵とじにおおはしゃぎ。家族にも概ね好評でした。
    ある春の日の出来事です。