蝉の声もやけに気合がはいってやかましく、週末ともなればあちらこちらで夏祭りが盛り上がる頃ですが、柳は何となく感傷にひたってしまいます。
ハネムーンベビーを流産し、炎暑の中を薬袋と絶望を抱えて歩いたのもこの季節なら、13時間呻吟したすえに目出度くみっちゃんを授かったのもこの頃。切迫早産で自宅療養となり、退屈と闘いつつ窓から見える四角い青空を眺めたのも夏のことでした。
早産を何とか回避して無事(<というにも語弊がある状況だった・・・)たっくんが生まれてから、もう2度目の夏が来ました。
時には喧嘩しつつ、元気に走り回るちびちびズを見るにつけ、生きててよかったと心から思います。ま、これからいくらでも高い山はでてくるでしょうが、願わくば彼らの未来に幸多からんことを・・・・・・。