小説本文ページをつくる③(エディタの話)

 小説を書くには文章を書かにゃならんわけで(<何をアタリマエなことを・・・)そこに必要になるのがエディタです。

 今まで柳はHTML記述支援ソフトである「HypnerEdit」でホームページ(旧「千柳亭書房」)を作成してきました。文章を書きながら記述支援機能を使ってHTMLを挿入し、レイアウトを確認しながら構成していった訳ですが、WordPressでは投稿・固定ページ共にダッシュボードと呼ばれる管理画面から「新規追加」を選んで投稿ないし固定ページの設定画面を呼び出す仕組みになります。
しかし、いままで楽天のブログに書き込みしながらも思っていたことではあるのですが・・・書きづらい。
反応速度が遅い!レイアウトの確認に手間がかかる!なんだか挙動がおかしい!


 色々調べたところ、どーやら原因はビジュアルエディタというモノにあるらしいのです。追加ページを開くとタイトルとか設定項目があって、中央にどかんとエディタが鎮座してるのですが・・・タブがついていて「ビジュアルエディタ」「テキストエディタ」の切り替えができるようになっています。これは大方のブログでもおんなじですね。「テキストエディタ」というのが今まで柳がやってきたような、HTMLを記述しながら文章を書くスタイル、「ビジュアルエディタ」というのはその名の通り視覚効果を即時的に表示しながら編集するスタイルに対応したものらしいのです。

 「ビジュアルエディタ」は言ってみれば書き込んで装飾をボタンでピッとやると勝手に追加してくれるというものなので、当然裏で処理が発生します。柳にはこのラグがどうにももどかしくてイケナイ。タグ(この場合カテゴリ・タグのタグでなくHTMLタグの話)を勝手に入力してくれるのは確かに有難いけど、反応が鈍くて誤動作が多い。意図しないタグが挿入される。・・・そんなわけで、結局ビジュアルエディタを表示しない設定にしてしまいました。
割と簡単にできますよ。ダッシュボードからユーザーの項目を選び、そこで表示される「あなたのプロフィール」というページから「個人設定」のトップにある「ビジュアルリッチエディターを使用しない」にチェックしてしまえばいいのです。これでエディタには「ビジュアル」も「テキスト」も表示されなくなります。柳の環境はこれで反応速度が格段に改善しました。
しかし味も素っ気もない文章だけ、というわけにもいきません。柳はルビとか註とかボールド朱文字とか大好きですから、その記述をしないといけない。そのために導入したプラグインがAddQuicktagです。
導入手順としては「ダッシュボード」→「プラグイン」→「新規追加」で「AddQuicktag」で検索します。そして「AddQuicktag」をインストールして有効化。お約束ですね。
あとは自分がよく使うタグを登録すれば、ボタン一発挿入してくれるというシロモノで、レイアウト確認は後でまとめて「公開」ボックスの「プレビュー」でやっています。柳的には「HyperEdit」と使用感が似ているので実に快適になりました。

 そうそう、WordPressのエディターは「マウスカーソルで選択」→「右クリック」→「コピー」というやつが効きません。しかしこれも、最近になって「マウスカーソルで選択」→「CTRL+C」でコピー、「CTRL+V」でペーストが効くことがわかってきました。
いやあ、何ごとも練習、練習・・・

2018/5/30追記;
・・・なんてことを書いてると、間借人から「えー?右クリックコピー&ペースト?効くけど?」とゆ―ツッコミが。検証してみると確かに間借人のダッシュボードで開いたエディタは右クリックはちゃんとコピー&ペーストが効くのです。ハテ、これ如何に?
まあ、柳は環境を構築するときにいろんなプラグインを突っ込んでは抜いたので、いまやなぜそーなっているのかもよくわからない設定が結構あります。これもその一つかも。
「あ、使えないや」と思ったプラグインは、抜く前にそれで弄った設定をすべて戻すようにはしていたのですが、まあ柳のやることですからいい加減なものです。原因が判明したらまたここに追記していくことにしましょう。

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