ある日突然、Windowsの起動画面(旧マシン、HPのELITE DESK)がおかしくなりました。
通常、起動画面には自分のアカウントとパスワード入力画面が出ます。
ところがその日、出現したのは
「初めて飼ったペットの名前は何ですか?」
「初めて通った学校の名前は何ですか?」
「生まれた街はどこですか?」
いわゆるアカウント復帰に使う「秘密の質問」というやつ。ちょっと待て、別にパスワード忘失したわけじゃないぞ。そう思いながら、普通に質問に答えてみたら
「回答が正しくありません」
とオコられてしまいました。さて困った。そもそもこんな質問いつ設定したっけ。そんなことを考えながら、思い当たるワードをいくつか突っ込んでみたものの、反応はけんもほろろ。いや、嘘ついてないんだけどな。
もう一つ下に、「サインイン オプション」という選択肢があって、そっちは普通にパスワード入力出来るようになっていたので、とりあえずそっちからログインしました。こちらは今までのパスワードが普通に使えたのです。
例によってコパイロット先生にお尋ねしてみると、アカウント復帰に「秘密の質問」を使うのはローカルアカウントだけなのだとか。ローカルアカウントはstand-aloneにも対応するために外部認証手段を用いずに確認する手法がとられており、そのための「秘密の質問」なのだそうな。
ちょっと待て。柳のWindowsアカウントは確かにMicrosoftアカウントの筈。

確認完了。確かにMicrosoftアカウントでした。
では何故?

ありそうなのが1.です。
そういえば旧マシンを買ったときに、旦那にセットアップを任せたら旦那が自分のアカウントで設定してまして、設定の手間は省けたけど後で大混乱した事件 1がありました。旧マシンに自分向けのカスタマイズをするときに自分のアカウントを作り直した記憶がありまして、おそらくそれと思われます。現在のマシンにはその不具合が出ないのが何よりの証拠。ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの違いもよくわからずにやっちゃった結果かと。
まあ、自業自得なんですな。
調べてみると、アカウントとしては確かに柳のアカウントしか存在しないんだけれど、ユーザフォルダ 2には旦那のアカウントの名前が入ったディレクトリが残存。しかも「現在使用中」として削除もできない。確実にこれが悪さしてます。…あーあ。
挙句、久し振りにコマンドプロンプトまで起動してあの手この手で手動削除を試みたものの、全てブロックされました。全く以て、第11使徒の某と喧嘩してる気分でございましたよ。
ただまあ、第11使徒と違うのは、起動画面で質問を回避してパスワードログインすれば普通に使えるということ。別にのっとられもしなけりゃ初期化されるわけでもないので、とりあえず放っとくことにしました。どのみち、いまのELITEDESKの立ち位置なんてオーディオ 3なのです。
よく考えたら、起動の時にパスワードいれるのが面倒くさくなって、PINコードなら短くて済むか、とPIN設定した途端に上記現象が起こったのでした。然れば、とPINを削除してみましたが、揺り起こされた幽霊はしつこく出現。結局、手間を省こうとして手間を増やしたという顛末でございました。
ま、何かのタイミングで消えるでしょう。今度こそクラッシュして再インストールする、とかね。(笑えんなぁ…)