レコーダー雑考

 柳が作業部屋に置いているDVD・ブルーレイレコーダー(AQUOS)が昇天しました。
 実はもう、2ヶ月近く前のことです。他でもない、渚カヲル展に触発されて新劇場版のDVDを観ようとしたら、電源いれてもうんともすんとも言わないことに気づいたのでした。
 

 最近は、観たいモノは殆ど配信サービスで観るようになりました。それでもコナンの録画は地上波でキャッチアップしていましたし、BSでアニマックスも時々録画していましたから…レコーダーがないのはそれなりに困ります。

 さて、どうしよう。

 実直に、もうエアチェックの番組をDVDやブルーレイに落とすことは殆どしなくなりましたので、どーでもこーでもブルーレイなりDVDレコーダーを買い換える必要性は薄いのです。実際、SHARPはレコーダーから撤退したようですし。 1

 調べてみたところチューナーにつないで録画し、ネットワークを介して自宅の何処からでも観られるというサーバーのような機械「nasne」も存在するらしいですが、旦那に「使えん」と一刀両断 2されましたので、諦めました。どうやら過去、一度買ってみたらしいです。

 考えた末、茶の間のTV(Hisense 3製)に外付けHDをつけることにしました。
 録画した番組をDVDなりブルーレイに落とすことを想定しなければ、こちらのほうが安上がりなのですね。 4もしTVが壊れて録画が飛んでしまったとしても 5、その後は普通にハードディスクとして使えばいいや、という心算もあります。4Tもあればバックアップメディアとしては安泰ですからね。

 壊れたときのことまで想定して家電を買うのか?この場合は「はい!」と胸張って言います。それというのも、殊にメディア関連はとにかく推移が早い、ということに関して身を以て学習したからです。

 音楽だとカセットテープ、MD、データ関連ならMO 6ときて、映像に関してもVHSや8ミリも姿を消してしまい、再生するあてもないメディアがキャビネットの中に山積する状況を見るにつけ、いずれDVDやBlu-rayもこの列に組み入れられる時が来るんだろうなと思うと…まあ、空しさを感じるわけですよ。

 ちょっと昔までは、録画した番組をDVDに落として後生大事にとっといたりしたものです。ところが前述のように現在は配信サービスでなんでも観られるという時代になってしまいましたから、メディアに落とすという作業そのものがあんまり意味がなくなってしまったのでした。

 隔世の感というやつです。

 しかしまぁ、何が残念といってコナンの録画が2ヶ月分ばかり吹っ飛んだことですね。Huluでも契約するしかなさそうですが、さて…