烟花三月

烟花三月下揚州
(烟花三月 揚州に下る)
孤帆遠影碧空尽
(孤帆の遠影 碧空に尽き)
惟見長江天際流
(惟だ見る 長江の天際に流るるを)

 

      そんな漢詩を学生の頃に読みました
教科書にも載ってますね
実際には柳の記憶違いで
烟は煙の字があたってたようですが
(中国語で烟花というと花火のことなんだそうな…)

友人の乗った船が水平線に消えていく
その情景のスケールの大きさと
ただ静かな寂寥感が強く心に残りました

作者は詩仙・李白
ちなみにこの時送られた友人は孟浩然
春眠不覚暁、の御仁ですね
こちらも好きでした


烟花三月

早春