篝火は消えない

「篝火は消えない」メインストーリー。リライト版を鋭意アップロード中。

1.篝火は消えない

「海神の神子」レオンを奉じて、シェノレスが決起する。
 シェノレスにとっては国土回復戦争、ツァーリにとっては不遜な叛乱。本土までの後退を余儀なくされたツァーリは、一計を案じた。


2.獅子帰還

 ノーアで育った宰相家の後継・リオライと、シェノレス出身の妃を母に持つ異例の王太子ツェサレーヴィチアリエル。二人は出会うことでそれぞれの進むべき道を見つける。だが、南から吹く風は戦の匂いを運んできた。


3.陽光消ゆ

「私もそう信じている。きっと帰ってくる。だから、できることだけはやっておきたい」
 王太子ツェサレーヴィチアリエルはその言葉を成就させる。
 陽光消ゆ。アリエルの覚悟を背負い、リオライは宰相と対峙した。


4.南海の風神

 マルフ紛争の勃発は、即位したばかりのシェノレス王に試練を与える。新国王や病臥するアンリーを案じながらも、ルイは紛争解決のためシュテス島を離れなければならなかった。
 去来するのは、輝きに満ちていた海――――。
 悪童共の遊び場所は、歴史の暗渠へと繋がっていた。だが、そこで三人は出会い、全てが始まったのだ。
 シェノレスの国土回復戦争前日譚。


5.残照の日々

 ツァーリの軛を断ち切る為に自分ができることがあるというなら、そうしよう。神官府が、大神官であるリュドヴィックが、アレンの後身たることを自分に望むというならそれに応えよう。
 戦に身を投じることによって、自身の望みを叶えられると…アンリーは信じた。何を犠牲にすることになるか、その時は知る由もなく。
 シェノレス編完結。


6.王都暮色深く、雪催

  話は戻って講和成立直後のツァーリ。
 残された者達はその痛みに耐えながら、戦後処理に忙殺される。


7.風の如くに

 王都に、不穏な噂が流れる。
 立ち直りかけたツァーリを二つに割りかねない擾乱の火種は潰さねばならぬ。依頼をうけたエルンストは探索に乗り出した。
 「篝火は消えない」本編最終章。