Section-1(Ep.2)

 美しい柱廊に囲まれた中庭パティオ
 その中央には方形の澄んだ池があり、更にその中に築かれた正方形の島には芝生の緑と低い植栽で幾何学模様が描かれている。その芝生の上に立って、シェインは周囲を見回した。
 典型的なムデハル様式 1の建築物と見えたが、その空は南国の蒼穹…ではなく月面コロニーの景色であった。
「…本当に、月か…」
 咄嗟に自分の感覚が信じられなくて、シェインは頭を振った。ついさっきまで軌道エレベーターのコンパートメントにいた筈だ。それがいきなり月面?
「あー…怖かった」
 隣に這いつくばったケイは、冷汗でびっしょりになっていた。何が起きたか判らないうちに移動してしまったシェインには当惑しかないが、実際にそれをやってのけたケイには相応の負担がかかったのだろう。
「おい、大丈夫か」
「うん…まあ、大丈夫っちゃ大丈夫なんだけど。慣れない。実直に怖いし」
 ケイが大きく息を吐いてその場に座り込み、仰向けにひっくり返ったかと思うと四肢を投げ出して天を仰ぐ。シェインとしては何か労いの言葉を掛けなければならない状況とは思ったが、適切な言葉が出て来ない。
「本当に、転移したのか…連邦が目の色を変える訳だ。〝門〟の存在意義が消滅するんだからな」
「らしいけど…俺にだってよくわかってないんだよ。実のところ、こんなオオゴトになるとは思わなくてさ。あー…なんでこんなことになっちゃったんだろう…」
 もはや泣きがはいりそうな萎れようだ。シェインはケイの肩に軽く手を置いて、言った。
「…それでも、そのお陰で俺は助かった。ありがとう」
 その言葉に、ケイがはっとしたようにシェインを見上げた。
「そう言ってくれると嬉しいな。俺、ずっとおまえに何かひとつでも返せるといいなって思ってたんだ」
「返す?お前に、何か貸してたのか、俺は」
 シェインがそう言うと、ケイは困ったように頭を掻いてからもういちど顔を上げた。
「あーもう、頭いいくせに鈍いな。ジェスターだよ。
 お前が俺にジェスターをつくってくれたお陰で、俺は普通に人と話せるようになったし、学校へも行けるようになった。エルウエストへ行ってからも、何かと世話焼いてくれたから…一人でもやっていけたんだ。
 あれ、そーいえばジェスター?どこいったー?」
 そう言って見回す。ジェスターがAIである以上、物理的な座標を求めても仕方ない筈なのだが…ケイにとっては常に傍にいる存在であり、ケイクライアントが求めれば姿を現すのが普通なのだろう。
「そんな可愛気のあるプログラムにした憶えは…実のところないんだがな」
「ジェスターは…自分は自律更新モードに入ってるから付加機能がたくさんある、みたいな説明をしてたけどね」
 言われて思いだしたが、最前のジェスターの言葉を間に受けるなら、シェインが父親諸共殺されかかったことでケイにも危険が及ぶと判断して、ケイを移民という形で地球圏から脱出させたのだという。AIが、独自判断で、である。
 【ジェスター】。シェインが組み上げた療育ハビリテーション支援AI。自律更新モードに移行していたとして、あまりな飛躍ではないか。
 開発者であるシェインとAI本体しか知らないはずのログを持っていたことで信じてしまったが、本当にあれは【ジェスター】なのか?

「やあ、いらっしゃい。Mr.クサカベに…Mr.リスト?」

 出し抜けに掛けられた声に、二人とも思わず硬直した。そうだ、暢気に昔話に興じていられる環境ではなかった。
「あー大丈夫、殿下…キリディック卿から連絡は頂いています。私はファイサル=アフシャール、ここはカ・アタ・キルラにあるアル・アティルの領事館です。ここは中庭パティオですから、他からは見られることはありません。安全ですよ」
 声の主は、池の傍に立ってこっちへ向かって手を振っていた。トーブにクーフィーヤという、アル・アティルの公人にあらまほしきいでたちだが、左眼に単眼鏡モノクルをかけている。鳶色の髪は後ろで編み下ろして纏めているが、とにかく長くてたっぷりしているのでまるで尻尾がぶら下がっているようだった。
 それが、はしゃぎまくって両手を振るものだから、おさげが踊り回ってさらに尻尾くさい。

 ――――怪しい。

 期せずして、シェインはケイと顔を見合わせることになった。ケイもどうやら思う処は一緒だったようだ。個人のファッションセンスに文句をつける義理はないのだが、この人物…キリディック卿とは別の意味で、おそろしく怪しい。

 ――――大丈夫なのか、こいつに命を預けて。

 シェインが心の中で発した言葉は、どうやらケイも同様だったらしい。露骨に胡乱そうな眼差しでその人物を見遣って、問いかけるようにシェインを見る。だが…ここで立ち止まったとて、何も進まない。

 二人が降り立った中島には柱廊へむけて白亜の石橋が架けられていたから、シェインはまずそこへ足を踏み入れた。
 浅い池には澄んだ水が湛えられ、小さな魚が泳ぎまわっている。ケイの声が弾んだ。
「へえ、凄いな。人工空間なのに、まるで地球みたいだ。あ、そーいえばちゃんと1Gじゃん?」
「暢気だな、お前…軌道エレベータの中だって1Gだったろ。だから普通に飲み食いできたんじゃないか」
「そういえばそうだったっけ。わぁ、なんでだろ」
 軌道エレベータの時といい、ケイは状況を楽しむことには全く躊躇がない。シェインからするといっそ羨ましくさえあるが、ここで人工重力について講釈を垂れている場合でもなかった。
 ケイの素直すぎるリアクションに呆れるふうもなく、尻尾男はにこにこしながら手を差し出して言った。
「月は初めてですか?ようこそ、カ・アタ・キルラへ。初めまして、私のことはアルスとお呼びください。アル・アティルはあなた方を歓迎いたします」
 シェインはともすれば頭をもたげようとする警戒心を押し隠して握手に応じた。
「シェイン・アストレア=リストだ。こっちがケイ=クサカベ」
「はい、伺っております。噂の【ジェスター】はご一緒では?」
 アルスが小首を傾げると、ケイは改めてぐるっと周囲を見回して言った。
「うん、どうにかしてついては来ていると思うけどね。とりあえず今は出て来ないみたいだ。こないだからちょっと様子が変っちゃぁ変なんだよ。
 噂のって…何?あんたもジェスターに興味あり?」
「いやいや、興味を持つなと言う方が無理ですよ。私もこれで多少はAIプログラミングを嗜みますのでね。是非ご挨拶させて欲しいものです」
「…えらく持ち上げるな」
 シェインの声に露骨な警戒を感じたのか、アルスが慌てたように手を振って言った。
「ご気分を害されたのであれば申し訳ない。他意はないですよ?殿下がとても興味を持っておられたようだったので、つい。Mr.クサカベ、【ジェスター】はあなたのコミュニケーション支援AIだったそうですね」
「そうなんだけど…まあ確かにちょっと変わってるかな。環境調整AI 2なんて誰でも使ってるだろうけど、ジェスターはなんていうか、普通のよりちょっとお節介なんだ」
「ちょっと、ねえ…」
 ケイの至ってあっけらかんとした応えに、アルスの笑いが微妙に歪んだ。シェインが抱いた不審と同様のものを感じたのだろう。だが、不意にケイがあっと声を上げて再び周囲を見回し始めた。
「そーだよ、ジェスター!のんびりしてる場合じゃない。ちょっといろいろ訊かなきゃいけないことがあるんだった」
「どうしたんです?」
 アルスの問いに応えたのはシェインだった。
「ここへ転移する直前、そのジェスターに関して…キリディック卿が少々聞き捨てならないことを口走っていてね。俺も気にはなっているんだが」
「というと?」
「この一件にアル・アティルを巻き込んだのが、ジェスターの計画だったとか…」
【人聞きの悪い】
 忽然と…ブリティッシュショートヘアのふっくらした猫がケイの肩に乗るような形で姿を現す。ケイのウエアラブル端末からの投射ホログラムだから当然重みはないが、唐突な出現に驚いたケイがよろめいた。アルスも至近距離で目の前に突如現出したブルーのチェシャ猫に思わず仰け反る。
「…これはこれは…。初めて御目文字おめもじつかまつります、ジェスター? お噂は予々かねがね
 すぐに態勢を立て直したアルスが慇懃に挨拶すると、チェシャ猫のホログラムがケイの肩の上で真面目くさって目礼した。
「なあジェスター?何かいろいろ聞き捨てならない話が聞こえてきてるんだけど…一体全体、どゆこと?」
「それについては順を追って説明する。それよりDrアルス、ケイの調整コンディショニングの手助けをして貰えるという話だったが」
「いやまあ、それはそうなんですが…」
「そろそろケイも、自身の能力について正しく理解する必要がある。それを飛ばしては出来ない話だ。…なんとなれば此処で始めるかね? 私は構わない。もとより場所柄というやつは、私にとっては然程な関心事というわけではないからな」
 些か意地悪い調子で、チェシャ猫が笑う。今すぐにでもジェスターを詰問したそうなケイの機先を制して、アルスが言った。

「お部屋が準備してあります。まずはそちらに」

***

 外装との統一感を損なわず、かつ、この時代のオフィスの機能を兼ね備えたその部屋には、レースカーテン越しの柔らかな光が差し込んでいた。
 先程とは別の中庭に面しており、テラス窓からよく見える位置に噴水があがっていた。
 不意に、水音が止む。噴水が停止したのだ。同時に、周囲が急速に翳った。
 コロニーの光源である集光パネルから放射される光は、地球上のように角度が変わることはない。しかし一応24時間という人間の体内時計サーカディアンリズムを維持するために規則的に調光され、コロニーにも夜が訪れるのだ。屋外の景色が、日が傾くこともなく暗くなってゆく。
 外が暗くなるのと同時に、室内の光がふわりとともった。闇の中で再び噴水が稼働を始め、澄んだ水が水盤の底に設置された淡い照明を受けて光を放つ。
「へえ、コロニーってこんな感じに夜になるんだ」
 ケイが感心したように窓外の景色に見入っている。アルスはその様子をいっそ微笑ましげに見遣ってから、中央の丸いテーブルに向けて指を鳴らした。
 テーブルは、その瞬間まで応接台以外の何物にも見えなかった。だが、その音とともに瀟洒なレースのテーブルクロスと花瓶がかき消える。インテリアホログラムだったのだ。
 代わって現れた愛想のない黒い鏡面。ホロディスプレイだった。
 ジェスターが、ケイの肩の上からぽんとジャンプして消えたかと思うと、黒い鏡面上に現れる。丁度、ケイの肩の上からホロディスプレイの上へ飛び移ったようであった。まさに今着地した、という姿フォームから、くるりと向きを変えてテーブルに座を占める。
「あなたはまるで情報の海を泳ぐ魚のようですね、ジェスター」
 アルスが含みのある微笑で言った。
「猫だけどね」
 振り返ったケイが真顔でツッコむ。
「魚もいるの?ひょっとして」
 アルスが笑った。早速話が逸れかかっているのが、故意なのかナチュラルなのか判断をつけかねたようだった。
 シェインは、この風体の怪しい領事館員がジェスターの存在を今回の一件より前から識っていたと確信していた。そして〝噂の〟ジェスターを前にして並々ならぬ興味を持って何らかの情報を引き出そうとしているのだ。…ケイの天然っぷりに再三、毒気を抜かれているのは明瞭であったが。
 警戒しつつ、同時に一抹の同情を込めて胸中で呟く。諦めてくれ、これがケイのナチュラルなリアクションだ。
「魚かどうかはともかく…私が知る限り、あなたほど強いAI 3は見たことも聞いたこともありませんよ」
「ふむ、私程度がそんなに珍しいかね?  今のご時世、私のデータによれば人類とほぼ同数、カウントの方法によっては数倍のAIが存在しているが」
 アルスはパタパタと手を振った。
「私はそこらのチャットボット 4の話をしてるわけじゃないんですよ。
 ジェスター…あなたは自らMrクサカベを連邦の眼から隠すために情報を操作し、移民としてエルウエストに退避させた。この一点だけでも、いくら自律更新モードに入って付加機能がついたからって、やたらなAIに出来ることじゃない。【アストレイ】が最初からそういうことを意図していた、というならまだ話がわかるんですがね」
 そう言って、すいと視線をシェインに向ける。表面はにこやかだが、反応をつぶさに観察されている。シェインは肚の中で再び身構えた。
「…俺が作ったのはあくまでもハンディキャップド対応のコミュニケーション支援特化型AIだ。汎用どころか、極限までパーソナライズされている」
 シェインが眉を寄せる。それを見たアルスは明らかに唖然とした。そして気を取り直すように深呼吸までしてから、改めて口を開く。
「ええと…それを12歳で作っちゃうあなたが十分規格外アウトオヴスタンダードだってこと、判ってます?あなたの出自・・も含めて考えると、あるいは…【ジェスター】は本来あなたがそういう意図ないし傾向を持たせた設計をしたのだと勘繰っちゃいますよ、普通」
「…何だって?」
 思わずシェインの声が尖る。
「今回の…一連の事件が起こる直前、人類生存圏最凶レベルのプロテクトに護られている筈のASLアプスセンティネルラボのシステムにトラブルが発生…したそうです。どんなトラブルかまでは聞いてませんけどね。その時復旧に当たってたスタッフが拾い出したキーワードが、【ジェスター】。
 こりゃ絶対何かが起こる、と身構えてたら、その直後、ゲートによらず恒星間移動を可能にする特殊能力者の存在が明らかになった。しかも、その能力者は一旦収監されたものの、FIOセントラルオフィスの攻囲を破って地球を出奔した…と。過去、その人物のために作られたコミュニケーション支援AIの名称が【ジェスター】ときた。そりゃ普通、セットで考えますよね」
 シェインが頭を抱えた。
「【ジェスター】の制作者が他ならぬシェイン・アストレア=フォルケンベルグ、あなたであるとキリディック卿に伺った瞬間…私はある可能性を考えました。あなたがダミアンへの報復措置として、【ジェスター】を野に放ったというシナリオのね」
「ちょっと、待ってくれ…!」
「ええ、わかってますよ。時系列的に、【ジェスター】はあの事件よりも前に制作されている。それはありえない」
「あたりまえだ…!」
「でも、あるいは根っから学者肌の父親に代わって、ダミアンの脅威に対抗するため…何かあった場合の保険をかけたのかもしれない。ハンディキャップド対応のコミュニケーション支援AIなんて、誰が見たって無害ですから。カムフラージュとしては最適でしょう?
 あなたにとってはそれだけの脅威だった。そしてその脅威は、結果として現実になったのですし」
「やめてくれ!」
 声は、シェインが発したものではなかった。そのことに、アルスだけでなくシェインまでもが驚いて発言者を凝視した。
 ケイが、拳を固めてアルスに詰め寄る。
「何だかよくわかんないけど、どうにも話が逸れてるような気がするぞ。俺の能力とやらの話じゃなかったのか? 
 シェイン、真っ青になってるじゃないか。誰だって穿ほじくられたくない部分ってあるんだ。キリディックさんにはああ言ったけど、あんたがこれ以上変な話続けるんなら…
 俺、帰る!」
 至ってストレートな怒気に顔を赤くして、ケイが声を荒げた。今更そんなことが出来るのかということは全く埒外の言い種ではあったが、アルスがすぐさま表情を改めて深々と一礼する。
「…申し訳ない、思慮を欠いておりました。つい興味が先走ってしまって」
 見るも哀れなほど悄気しょげかえったアルスに、ケイはあっさりと語気の槍をおさめる。
「…な、アルスさん。ジェスターは小出しにしか喋ってくれないし、あんた達が俺に判るように説明してくれるってんなら…俺、あんたの話を聞く準備があるよ? でも俺、シェインのことはシェインがちゃんと話してくれるまで棚上げってことにしてほしい。ジェスターはシェインが作ってくれた俺の相棒。ジェスターのお陰で今の俺がいて、俺はそれに満足してる。今はそれ以上の詮索はナシってことでいい?」
「確かに承りました。客人に対して非礼の数々、心からお詫びいたします」
 そうしておさまりの悪い三つ編みごと項垂れる。
「本当に申し訳ない。私みたいな社会不適応者の研究莫迦を飼ってくれてるキリディック卿には感謝してますけど、時々とんでもない無茶振りするんで困ってるんです。どうか帰るなんて言わないで今少しここでお待ちください。私を助けると思って!」
 鼻をぐすぐすいわせながら平謝りするアルスの両眼は既に涙目であった。ケイが慌てて両手を振る。
「理解ってくれればそれでいいって。何も泣くこたないだろうに」
「いえ、客人を鄭重にお迎えしておけ、って頼まれたのに、怒って帰らせちゃったなんてことになったら…いい歳して留守番もできないのかって怒られますよ普通」
「えーと…」
 ケイは途方に暮れて緻密な幾何学模様に彩られた天井を仰いだ。全く以てその通りなのだが、大のオトナが涙ぐすになって言うことか?という疑問はあった。
「あんた、ここの領事コンスルじゃないのか?」
 すこし顔色を取り戻したシェインが問うと、アルスは全力で首を横に振った。尻尾のような三つ編みが猛烈な勢いで飛び跳ねる。
「いえいえ、とんでもない。私は只の居候ですよ。アル・アティルの人間ではありますけどね。職にあぶれて野垂れ死にしかけてたところをキリディック卿に拾っていただきまして、時々お仕事をいただいてるんです。まあちょっと小器用なだけが取り柄の雑用係ってとこですか」
「雑用係…ね」
 ブリティッシュブルーの猫が前脚で丁寧に顔を洗いながら、すこし小莫迦にしたように言った。
「ファイサル=アフシャール…数年前にASLを放り出されたAI技術者エンジニアがそんな名前だったな」
「おや、ご存知で。それはお耳汚しでしたね」
 アルスは悪びれもせず、先程までの涙目は何処へ行ったかというような剽軽な仕草で肩を竦めてみせた。
「大切なお客人との約束ですから…あなたジェスターのことはとりあえず棚上げにしましょう。
 まずは、あなたが把握しているMrクサカベの能力の正体について…ご教示願えませんか」
「そう、そこ!」
 ケイはテーブルに歩み寄り、椅子を引き寄せてジェスターの真正面に座り込んだ。
「もう待ったなしだ。エルウエストからこっち、さんざっぱらはぐらかしてくれたけど…そろそろ年貢の納め時だよな、ジェスター?」
 ジェスターは丁寧に顔を洗ってから、ケイに向き直った。

「まあ、潮時だろうな」

――――To be continued

  1. ムデハル様式(スペイン語: estilo mudéjar)…スペインとポルトガルで発展した建築様式で、イスラム建築とキリスト教建築が融合したつくりが特徴である。この呼称は、アラビア語で「残留者」を意味する「ムダッジャン」に由来するとか。アルハンブラ宮殿みたいなとこ、と思って貰えれば。
  2. 環境調整AI…アシスタントAIとも。今で言うアレクサとかSiriみたいなもの。
  3. 強いAI(Strong AI)…①自意識を持ち②汎用性が高く③自己学習能力を持つと定義される。現在もてはやされるAIの殆どは、まだ弱いAIの範疇を出ないそうな。
  4. チャットボット…テキストや音声による対話を通じて人間的な会話の模倣を目的としたソフトウェアアプリケーション。チャッターボット【chatterbot】の略だそうな。主に顧客サービスやサポート分野で仮想アシスタント的に使用されているのはご存知の通り。 これをAIと称しているケースも散見される。