Beautiful World

雫Ⅱ

まごうかたなき言い訳

 画に描いたようなBoy Meets Girl、
 あるいは24年目のご挨拶

 理屈もストーリーも皆無!ただひたすらにカヲル君がレイちゃんに再会する話。後は些末!(だからうちはRKSなんですってば。それでもって〝極めて〟使徒寄り)
 シンエヴァ上映時間2時間35分。そりゃもう言いたいことは山のようにありますが…柳としましてはラスト、宇部新川駅・伝説のワンカットだけでもうお腹いっぱいになってしまったのでした。(シンジ君とマリさんのその後については…ここでは省略!)
 ああ眼福!眼福でございましたぁぁぁ(涙)

 柳としては、エヴァがいない世界で皆が幸せになる話が書きたかったのですよ。というより…皆それぞれが大切なひとを幸せにしてあげたい話、ですかね。話?お話にすらなってねえだろコラ!というお叱りも甘んじてお受けします。ハイ。だってイントロですよどう読んでも。書いてる本人が言ってるくらいですから。
 さて、このヤマもオチもイミもない掌編が小説・・になるかどうかは、今のところ神様だけがご存じです。だって、コンセプトとしては「すべて世はこともなし」シリーズと丸かぶりですから1 。違いと言えば「すべて世はー」では結局、実用化にはいたらなかったけど開発はされてた、というだけでエヴァは存在していましたので、今度は最初から完全にエヴァが存在しない世界ということで書いてみたら、それはそれで面白そうかぁ…ってなに墓穴掘ってんでしょう。あわわ。

 新劇場版「序」の公開から数えてあしかけ14年、その年に生まれた末っ子が今やシンジ君と同い年になろうとしているというのに…まだまだ煩悩が尽きぬようで困ったもんです。

 当サイトは2021.6.1を以て満24周年。「書きたいモノを、書けるだけ」をモットーに、これからもぼちぼちのんびり、マイペースに更新していく所存でございます。

 何卒、今後とも「千柳亭書房」をよろしくお願いいたします。

2021/05/05

千柳亭春宵 拝

  1. 「すべて世はこともなし」は本編系統の「そして御使は神の前に立つ」の重さに耐えかねて始めた経緯がありまして、本来は学園らぶこめだった筈なのです。途中から使徒連中が全力で割り込みかけた挙げ句乗っ取ってしまいましたので、とてもそれどころじゃなくヘヴィな展開になってしまいましたが。