「あなたね、私が言うのもなんだけど、決して頭悪くないし、とにかく多芸でしかも何やっても結構いけるわ。でも・・・惜しむらくはちょっとニブイわよ」
「・・・・すいませんねぇ」
しみじみと言われて、僕は憮然とした。
どこぞの宗教画に出てくるガブリエルのような容姿のくせに、万事直截ではっきり言えばちょっとキツい。・・・まあ今更それに動じるほど付き合いが短くはないし、どっちかといえば、そうじゃない姉なんて想像がつかない。
雨上がりの初夏、多分日曜日だったと思う。いいティーカップをみつけたから、と姉がさっそく披露に及んだ午後のお茶の時間。
スコーンにブルーベリーのジャムを塗りながら、姉は吐息して言った。
「自覚ないようだから言ったげるけど・・・・・そりゃあなた、恋をしてるのよ」
実に自然に、さらりとそう言ってのける。
「・・・・・・・・・・・は?」
Senryu-tei Syunsyo’s Room(Novel-Ⅲ)
Evangelion SS「I wish your happiness Ⅵ」
実際、人生どこに何が転がっているかわからない。
せめて厄災や幸運が見えるものであれば避けたり拾ったりもできるだろうに、大概は蹴躓いてからようやくその存在に気づくのだ。
でも、だからこそ面白いのかもしれない。
例えば蹴躓いて擦りむいたとしても、蹲った拍子に無くした鍵が見つかることだってあるからだ。
――――――しかし、僕が一年ぶりに日本へ帰ってきた初夏に、そこまで達観できていた訳では決してなかった。
泥沼の悲嘆も、やり場のない怒りもなし崩しに、ただ呆然としていたと言うのが当たりであろう。姉と義兄をはじめ、数百人の命を一瞬にして奪い去った飛行機事故の、僕はたったひとりの生存者だった。
「奇跡の生還者」と言われおちおち療養もできない騒がしさから―――主に精神的な意味で――かなり危機的状況にまで陥った。が、身体の傷も癒えてほとぼりもさめてきたので、ともかくも帰国することになったのだった。
懐かしい家の玄関で僕を出迎えた姉夫婦の子供達は、両親がもうこの世にいない事実を完全に理解するにはまだ幼かった。ただ、姉の面差しをより強く受け継いだ上の子は、およその事態を把握しつつあったのか、その面持ちが沈痛だった。・・・僕に何も訊きはしなかったが。
妹のほうはごく当たり前に僕を歓待したが、その無邪気さがかえって悲しくて、危うく落涙するところだった――――――――。
僕自身は、世間的にはまだ学生と呼ばれる年代だったけれど、修士過程まで一応修了していた。
10代前半から企業の研究所に特別研修生扱いで招かれてコンピュータの開発に携わったりもしたし、姉夫婦の演奏旅行についていってアシスタントとしてコキ遣われる事もあったし、時には自分で弾くこともあった。姉がしばしば留守をするため、ハウスキーパーとしてはかなり重宝されていた。
気楽な身分をいいことに、結局定まったレールのない生活をしていたと言われればまさにそのとおりだった。それが、今度の事故で目の前にぶら下がっただけのことだ。言ってみれば、たまっていた宿題を突然目の前に積み上げられたような気分だった。ただし、今日明日の生活を案じなければならないほど切羽詰っていないのが幸いではある。
両親は早世し、親代わりだった姉夫婦も失った。しかし高階兄妹をはじめ身内同様のバックアップをしてくれる友人がたくさんいたし、何より残された子供達のことを考えたら、いつまでも呆然としているわけにもいかなかった。
とりあえずは研究所の籍がそのままになっているので、復帰の手続きをすることにした。いろいろな事に手を出したけれど、古諺に曰く「多芸は無芸」。なんとかモノになったのはこれくらい。書類をそろえて提出すると、僕が去年出した論文を、偉い人が気に留めてくれていたとかで・・・即座に明日からでも来てくれという返事を貰った。
とりあえず路頭に迷わずに済んだ事に安心した、やっぱり雨上がりの帰り道。ふと懐かしくて、図書館の前で足を止めた。
――――――懐かしいもなにも、ほんの一年前までよく行ったところだった。この一年が、心の中では数年分に相当する長さを持っていた事を改めて感じて吐息する。
二階建てだが、半地下の書庫があるためエントランスは階段を上がって入る仕組みになっている。凝った造りだがその階段が前々から不評で、一年前には、スロープを設置する作業をしていた。
あとから設置したとは思えないほど建物のシルエットに溶け込んだスロープでなく、何度となく踏んだ階段を上がる。見慣れたドアの前まで来て、僕は振り返った。
左右に植えられた樹木が、エントランスに程好い陰を与えている。どんな酷暑でも、この高さと緑陰がこの一郭にだけは涼しさを確保していたものだ。
子供達は学校だし、昼過ぎに戻れればいい。そう思って、久しぶりにそのドアを押した。
―――――平日の図書館は、話し声がしないのは当たり前としても、物音さえ少ない。
図書館の静謐と本の匂いは好きだった。情報の収集という目的にこだわるなら、研究所や大学のデータベースに自由にアクセスできるIDがまだ生きているからそっちを使えばいい。だが、本には本の良さがあると思う。
何故とはなく本が読みたくなり、司書と顔なじみになってしまうほど通いつめることがある。概ね、その時手がけていることが暗礁に乗り上げたり、興味を失ったりしたときだが。
一年前の初夏もそうだった。そして、彼女に出会った。
決まって午後3時。決まった席で、読む本もやっぱり決まって難しげな学術書。
お堅い雰囲気にはアンバランスな、脱色した金髪が印象的だった。ちょっと目をひく美人だったが、誰かと一緒だったことは僕が見た限り一度もなかった。
出会った、というのは不適当かもしれない。なにせ、一度も口をきいたことがなかったから。
それでもいつのまにか、午後3時に彼女の姿が見えないと落ちつかない自分に気がついた。多分大学生だろうという以外、名前も知らない。誰かに似ているというわけでもなし、何が気になっているんだろうと考えてみもしたが、さっぱり判らなかった。まあ、別に夜も眠れないほど考え込んだ訳でもない。もとよりひとつの事で長々と悩むのは性にあわない。
ただ、ふと思い出して午後のお茶の話題に供しただけなのだ。だが、姉からは至極冷静に、だが突拍子もない答が返ってきた・・・・・
『・・・・・なに呆けた顔してるの』
『姉さんがあんまり突拍子もないコト言うからでしょ』
『え?何で?それしか考えられないじゃない』
『あのねえ。名前も知らない、口きいたこともないって言ったばかり・・・』
『あら、関係ないわよそんなの。恋はインスピレーションだもの。ロジックじゃないわ』
大真面目にそう言い切られ、僕は今更ながら姉の性格を再認識して肩を落とした。そんなのに全くお構いなしにすっかりはしゃいで、けしかけるようにひっぱたいてくれるのだからもう処置がない。
『いいじゃない、勇気だして声かけてごらんなさいよ。
今度のN.Y.行き、あなたにもついてきてもらおうと思ってたけど・・・・それを聞いちゃ頼めないわね。よし!一丁気張って、私達が帰ってくる頃には家まで連れて来てみせなさいよね!』
『だぁから!何が「よし!」だよ。話をどんどん先に進めないでくれるかな・・・。大体、演奏以外の雑務って皆僕の仕事じゃないか。僕が行かなくて、他の誰にやらせるのさ』
僕は紅茶を一口飲んで吐息した。こういう人なのだ。決して悪気も茶化しているつもりもないのだが、先走りすぎて時々ついていけない。
―――――――結局、僕は演奏旅行についていった。そして、事故に遭った。
書架の中身が一年やそこらでそう変わるわけもない。これは読んだな、これは目をつけてたけどまだだったっけ・・・・そんなことを考えながら興味のある辺りを一巡してみると、もう2時半をまわっていた。
そういえば、館内の人影もそこそこ増えてきていた。
結局、なにも借りずに貸出カウンターの前を通りすぎる。腕時計を持っているのを一瞬忘れて、ついカウンターの後ろの大きな時計に目をやった。
もうすぐ3時。してみると、僕の時計は遅れているらしい。
まいったな、と思いながら足を速める。ドアを開けて、冷房の効いた館内とのちょっとした温度差を感じた。だが、緑陰を渡る微風のおかげでそれは不快の域には達しなかった。
呼吸を停めたのは、階段を上がってくる人物に気がついたからだ。
脱色とおぼしき金髪と、難しそうな学術書。そういえば、もうすぐ“時間”だったのだ。
立ち止まってまじまじと見ていても変に思われる。僕は階段に足をかけた。
階段の半ばほどですれ違う。その時、一年前には気づかなかったことに気づいた。
上品な、コロンの香り。多分、柑橘系の。
香水なんてつけてたんだ、と思わず振り返る。考えてみればこの距離ですれ違う事など一度もなかったのだから、判るわけがない。
彼女はエントランスのドアに手をかけたところだった。僕はあなたの事を知ってますよ、と心中ひとりごちてから、笑って踵を返す。ほら、知っているといっても、所詮はこの程度。
『自覚ないようだから言ったげるけど・・・・・そりゃあなた、恋をしてるのよ』
「・・・・ったく、面白くなるように解釈するんだからなー・・・姉さんったら・・・」
記憶の断片が僕を刺した。その痛みを噛み潰し、もう一段を踏む。
―――――――踏んだ筈だった。
次の瞬間、失速した旅客機の中で味わったような、絶望的な浮遊感に襲われる。
空は晴れ上がっていたが、足元には今朝の雨が残っていたのだ。状況を認知したところで、どうでもいいことを思い出した。
・・・・・この階段が不評だった原因・・・・・雨上がりの転倒事故がやたらと多かったからだっけ。
映ったのは至高天の青。天使でも降りてきそうな初夏の空。それは一瞬状況を忘れさせる程に美しくて・・・・・。だが次の瞬間、現実は容赦なく襲いかかってきた。
リテイクだ。絶対やり直しを要求する。あの事故で生き残ったってのに、こんなことで命を落としてしまったら、僕は正真正銘の莫迦じゃないか?
やっぱり僕の運は、飛行機事故で助かったところで一生分を使い果たしていたのかもしれない。そもそもあまり幸運と仲良しなほうではなかったし…。
顧れば自分が何になりたいのか、何をしたいのか、この歳になってもさっぱり判らないというていたらくで・・・畢竟漫然と生きていたと思う。それでも、きっとなにかを見つける事ができると・・・・漠然と、思っていた。
まだ何もわかってない。まだ何も見つけていない。・・・それなのに、これはないだろう!?
この非常時に、というかほんの一瞬に、埒もないことをいろいろと考えていたのが今にしてみれば可笑しい。後頭部に強い衝撃を受けたその時、誰かの声を聞いた気がした。
・・・・・・・・・・・・・名前、なんていうの?
大学生?学部はどこ?・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・この近くに住んでるの?
その髪、どうしたの? 栗色のほうが綺麗だと思うけど・・・・・・・・・・・・・
僕は笑った。
なんだ、結構訊いてみたいことってあったんじゃないか。
【・・・ンの莫迦! 間抜け! ドジ!】
淡いグリーンの、だがいたって殺風景な部屋。流石にもうしばらく縁はないだろうと思っていたそこに、僕は舞い戻る破目になっていた。
「そう怒鳴るなよ。ノイズが頭に痛い・・・・」
電話の感度がよいというより明らかに音源が大きすぎる所為で、こちらに届く声はノイズにかぶさってひび割れてしまっていたのだ。
【入院っていうから肝冷やして電話してみりゃなんだ?階段から落ちた!? いいトシした若いモンが昼間っからぼさーッとしてるからだろーが!】
終いには耳から受話器を離して、耳を塞がねばならなかった。それを見ていたミサヲちゃんが苦笑いする。
「アレで一応、心配してるのよ」
「それは、知ってるけどね・・・」
電話の向こうは高階マサキ。ミサヲちゃんの兄で、僕の療養生活の面倒を見てくれた人物である。・・・実際には遠縁らしいが、感覚的には幼馴染に近い。彼女が入院の事を留守電で連絡をいれたところ、すわ自殺未遂かと血相を変えて電話を入れてきたのだ。
これは別段、彼が心配性なのではない。それに関して僕が前科者だからだ。
そのとき、病室のドアをノックする音にミサヲちゃんが慌てた。僕の手から携帯電話をひったくり、
「安心したでしょ。切るわよ!」
の一言で切ってしまう。
ノックした人物が入ってくるまでにミサヲちゃんは携帯をバッグの中に滑り込ませている。だが、その人物は、にっこりと笑って言った。
「院内での携帯電話の使用は遠慮してくださいね。理由の説明は必要かしら?」
「あ、はい、すみません」
すっかりお見通しなのに恐縮する。だが僕はといえば、入ってきた人物の姿を認めた瞬間に呆然としてしまっていた。
その呆然が余程可笑しかったのか。彼女は口許を綻ばせて言った。
「スーパーバイザー 1 は冬月教授がされますが、直接の担当は私がさせていただきます。研修医の赤木です。よろしく」
開けていた窓から、初夏の風がゆったりと吹き込んで脱色とおぼしき金髪を揺らす。
「・・・あ、いえ、こちらこそ・・・・」
締まらないこと夥しい返事ではあったが、僕はなんとか言い終えた。だが、直後にくす、と笑われて思わず固まってしまう。
「あの高さから落ちて、足一本で済んで良かったわね」
「・・・え?」
相変わらず締まらない返答に、ミサヲちゃんがたまりかねてか、横合いから袖を引っ張る。
「お願いだからその年齢でボケないでよね。救急車呼んでくれたの、このひとよ。ウチに連絡くれたりとか、物凄くお世話になったんだから。お礼のひとつも言わなきゃバチがあたるわよ」
「・・・え・・・・・!?」
血がひく音が聞こえたような気がした。・・・・・・ということは、つまり。
姉にけしかけられたから、というわけでは決してないと思うけれど・・・・確かに、心のどこかではきっかけを探していた。でも、こんなのはあんまりだ。小説みたいに意外じゃなくていい。なんというか、もうちょっと普通に・・・・・・望み得るならもうちょっと格好悪くない出会いかたを・・・
静かに落ちこんだ僕に気づいてかどうか。彼女は涼やかに笑んで言った。
「すんでのところでこの国のAI研究は、とんでもない痛手を被るところだったわね。人格移植型OSについての論文、とても興味深かったわ。若いとは聞いてたけど、まさかあなたくらいの歳とは思わなかった。今度、落ちついてからでいいんだけど・・・少し話を聞かせてもらってかまわないかしら。
・・・榊 タカミ君?」
僕は、余程呆けた表情をしていたに違いない。ミサヲちゃんによれば、見てるほうが恥ずかしいくらいに真っ赤だったそうだ。
「・・・・あ、ええ、僕でよければ喜んで・・・」
「・・・・その後はカヲル君も知ってる通りだよ」
「つくづく世の中、不条理に満ちてるなぁ・・・」
「どーいう意味かな、それは・・・」
カヲルが深い溜息をついたのへ、タカミが口許に笑みを残したままちょっとだけこめかみを引きつらせて問う。
「別に、言ったまんまだけど。・・・あ、別の言い方もあるか。蓼喰う虫も好きずきとか。・・・で?」
「・・・・そういやいつの間にか言いたい事から話がずれたなぁ。なんの話だったっけ?」
「恥ずかしくなったんではぐらかしたな。今世紀最大の謎についてでしょ」
「なんだか気の所為かひどいこと言われたような・・・・。でも、そんなの聞いてどうするのさ・・・あ、それともようやく肚くくったのかい?」
年若い叔父がひどく嬉しそうに問い返すと、カヲルは思わず視線を彷徨わせる。
「べ、別にそんなんじゃ・・・・」
その時、大きめのトレイにスコーンとジャムの瓶をのせたリツコと、ミルクとレモンを載せた小さめのトレイを手にしたレイがキッチンから現れた。
「あら、内緒話?」
「別に内緒でもないけど、ちょっとした昔話をね」
「えー、なに何?」
レイが興味深深といったていで身を乗り出す。
「レイが聞いてもつまんない話だよ」
カヲルがそういう科白で一刀両断してしまうと、レイがむくれる。
「あー!そうやって仲間はずれにするー!!」
「そんなんじゃないよ。赤木先生、こんなのの何処が良かったんだろうって話」
スコーンの籠を取り上げられそうになって、あわててカヲルが付け加える。レイは一瞬きょとんとしていたが、籠を置いて考え込んでしまった。
「・・・そういや謎よね」
「あぁっレイちゃんまで一緒になってっ」
「ねえ、どうして?」
タカミの狼狽を爪の先ほども気にかけず、レイが当のリツコに話を振る。振られたリツコは一瞬めんくらったような顔をしていたが、ややあって晦ますような微笑で言った。
「そう・・・・身長だの年収だの、とりあえずは数字で計算できる事柄に惹かれた訳じゃないのは確かね?」
「それって一応、喜んでいいのかなぁ・・・」
スコーンを摘んで、タカミが苦笑する。タカミは決して低いほうではないが、リツコほうが長身の部類に入るので、ウェディングドレスのときのヒール高には一寸気を遣ったとか遣わなかったとか。・・・そういう裏話を仕入れてカヲル達に横流ししてきたのは、ミサトだったか。
レイがそれでも不得要領といった表情でリツコの顔をみている。説明を試みるつもりだったかもしれないが、彼女は3秒でそれを諦めたらしかった。少し悪戯っぽい笑みをして、ジャムの瓶を開ける。
「こういうのって理論じゃないのよ。・・・・そのうちレイちゃんにもわかるわ」
後書き、らしいもの
おかげさまで30000Hit!
ということで、恒例のHit記念&謝恩Novelでした。あぁっ投石はご勘弁。
今回は寄り道篇でございます。
なにせ、レイちゃんとカヲル君がゴールインしてしまうとこのシリーズ、終わっちゃいそうで・・・・ここはひとつ番外ということで、彼にご登場願いました。ラブコメ路線まっしぐらのなれそめ話。・・・ですからそこのあなた、石投げないでくださいね。
昨今カヲル君より扱いが良いのではないかと言われるタカミ君ですが、本来は脇役として動いてこそ価値があると柳は思っています。超マイペースでキメるときはキメるし、コケるときはコケる。実に書きでのあるキャラクターですね。
ちなみに本作品は「リツコさんを何がなんでも幸せにする同盟」の盟約に基づくSSです。別名「リツコさんを外道親父の毒牙から守る会」とも申しますが。つくづく、書いてる本人だけが楽しいSSですね。ごめんなさい。X’masスペシャルやら本編やらで伏線引くだけ引きまくっておりますが、要はこーいうことです。本編でどうなるかは先のお楽しみ(<にしてるのは柳だけだろう)ですが、とりあえずウェディングドレス着てる暇はなさそうなので・・・・・
(何処かにリツコさんのウェディングドレスを描いてくれる奇特な方っていないかな・・・タカミ君つけてくれとか言わないから・・・・)
ちなみに、タカミ君の論文を目にとめてた研究所の偉いさんというのはナオコさんです。それからここでのリツコさんは、お母さんの仕事にも興味あるけどとりあえずお医者さん。(<ホームドクターという設定は一応まだ生きてます)
タイトルはやはり池田聡氏の曲から、アルバム「Hello」の3曲目。是非聞いてみてくださいませ。痒くて転げまわること請け合いです(爆)いや、良い曲なんですってば。
ともかくも、ご笑覧いただければ幸い。
ご意見・ご感想をお待ちしております。
1999,7,22