ある厄災

 どうもこの春から厄災続きでございまして、とうとう車を買い換える仕儀にあいなりました。家族全員乗せようとするとまあ7人乗り、というのが今までの選択だったのですが、ちびども(<ああこの呼称にも違和感が)も3人のうち2人までもが免許持ちになりましたので、今度は5人乗りということになりそうです。まあ、柳自身は無傷なのですが、旦那は「納車の日取りが判ったら言って。太夫さん(近所の神社の神主さん)にお祓い予約しとくから!」と真顔で言い出す始末。柳としてはマツダ車の耐衝撃性能に改めて拍手したいくらいなんですが…。

 サスペンションが硬かろうがブレーキのあそびが狭くてつい急ブレーキになってしまおうが、代車が手配して貰えたのは幸いと思うべきなのでしょう。とりあえず次の車の算段も調いまして、本日支払いを済ませてきました。
 ま、しかし…昨今の車は親切…というより、いっそお節介ですな。
 速度調整、ライト調整、ハンドルアシスト、ブレーキアシストetc.…ディーラーでいわゆる安全装備の説明を受けていると、自動運転が実用化されようというご時世を実感しました。こりゃ人間が端からモノ考えなくなっちゃうよなぁという危機感さえ覚えますね。まあ、代わりにやってくれるというよりアシスト機能であることを忘れなければ、そんなこともないんでしょうが。
 でもまぁ、代車のマニュアルエアコンにイラつくようでは、柳も車の機能に頼るクセがついたといわざるを得ませんな。自戒、自戒…。