今更SLAYERS②


今更SLAYERS
「竜たちの峰」に関する柳の言い訳


はい、申し訳ありません

いきなり言い訳か!というお叱りは覚悟の上です。ゼロスの話以外ほとんどないでしょう、などと大上段振りかぶった直後に黄金竜の長老、ミルガズィアさんのお話ですから。でっ、でも、嘘はついてないです。ゼロス絡みには違いないし。ゼロス抜きには話が成立しないし。

はるか昔、柳が最初にスレイヤーズを見て、寝言ぶちあげた際(Novel-Ⅲ「ふざけた神官・・・」および魔術師の庭「スレイヤーズ」編所収)にもだいぶイカレたことを呟いておりましたが、柳的にこの愉快な竜王ドラゴンロード様は結構ポイント高いのです。TRYには影も形もなかったのが残念でしたが、原作小説のほうでは13巻「降魔への道標」で大変笑わせていただいたので(<失礼!)さらに傾斜が増してしまいました。もう一度小説を買いなおしたいくらいなのですが、小説版の挿絵は露骨におっさん(いや、ガウリィあたりは作中まともに「おっさん」って言ってますが)なので目下激しく葛藤が起こっております。いいんですけどね、おっさんでも。どのみち齢千歳はカタイという御仁ですから。しかしアニメ版のキャラデザインが頭を離れない柳としては・・・・挿絵抜きで読みたいのです。「なかなか美形の中年」ってー記述が完膚なきまでに無視されているあたりが柳としては心底哀しい(泣)

寝言はさておき、件の13巻で言及された「ミルガズィアさんの右腕が義手だった」しかも「降魔戦争での戦傷」というネタに、例によって柳、勝手にビビッときまして・・・結構前からこんな話を考えてはいたのでした。なんたってゼロスの異名が竜を滅せし者ドラゴンスレイヤーで、降魔戦争時に竜族をほとんど単独でしてしまったということは、ミルガズィアさんの腕をもいだ(<註:当地方言、ちぎった、ぐらいの意味)のは当然ゼロス、ということで・・・・そりゃミルガズィアさんにしてみれば二度と会いたくないのは当たり前だろうなというところから、では何故ゼロスがミルガズィアさんのことを憶えてたんだろう、というほうへ疑問が向き、どうやらダラ長い話になりそうな雰囲気になってきたのでした。

ラインソードというのは・・・当然あのラインソードです。はい。メフィが物心ついたときにはどうやら義手は完成していたらしいので、こういう話になりました。きっとミルガズィアさんのギャグセンスって、かなり限定されたところでウケているのではないかと。メフィが大受けなのはおそらく・・・かなり高率で刷り込みですね。

次回はゼロスサイドのお話になる予定。いや本当に。

それでは皆様、今後もどうぞお見捨てなく<(_ _)>

2011.7.30