てのひらの赤い月 Wandering―彷徨―
このまま、氷の海の下で眠ってしまえれば良いのだ。 そう、声でない声で呟きながら…ヨハン=シュミットは瞼を閉じた。 あれからどのくらいの時間が経ったのだろう。途方もなく長い時間を眠ってしまったような気もするし、一時間ばかりうとうととしていた...
てのひらの赤い月
てのひらの赤い月
てのひらの赤い月
てのひらの赤い月
てのひらの赤い月
すべて世はこともなし
楽園に寧日なし
Angel's Nest
Angel's Nest
Angel's Nest