篝火は消えない 篝火は消えない Ⅴ
崖下に繋がれていた小舟が、明け始めた空と海の間に滑り出る。 それまで押し黙っていたレオンが、絞り出すように呟いた。「俺にはわからないよ。・・・何故、何が待ち受けているか目に見えてる王城なんかへ戻って行くのか。 そうまでして護らなきゃならない...
篝火は消えない
篝火は消えない
篝火は消えない
篝火は消えない
篝火は消えない