典薬寮頭補佐・ソランジュには、通常の業務の他に上司から命ぜられた任務があった。マルフ派兵直前に倒れてから、衰弱の一途を辿る審神官アンリーの治療である。
エルセーニュ残留を余儀無くされてから後、以前からの発熱に加えて度々意識を失うようになったのだ。
シェノレス完結編である「残照の日々」を、最後までアンリーに寄り添った典薬寮神官ソランジュと、距離を置きつつ見守った…ルイの姉であり典薬寮頭クロエの視点から書いたお話。
書き始めた時は、至極真剣に純愛を書こうと思ってた筈なんですが…。
できあがりがどうなったかは…読者様に委ねます。
できあがりがどうなったかは…読者様に委ねます。